概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場回は藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』5巻収録「山びこ山」。
山が3つ連なったような外観で、この道具に向かって声を発すると、山彦の如く声が跳ね返って来る。音声を跳ね返すタイミングは1秒間から24時間後まで設定可能。また、吹き込んだ音声を取り消すことも出来る。
上記の初登場エピソードでは過去の音声を自由に聞くことが出来る機能が備わっていたが、原作「ま夜中に山びこ山が!」に登場した際は、この機能は使用されなかったのか描写されていない。
ドラえもんのひみつ道具の中ではローテクで、スマホは元より20世紀末の技術でも再現可能な代物なのだが……
鉄人兵団との戦いでは
『鉄人兵団』では「改良型山びこ山」が登場する。
なんと、こちらは音声だけでなく爆風や光、熱線等も跳ね返すようになっており、ドラえもんは鉄人兵団に対し、激しい攻撃に激しい反撃を自動で叩き返す砲台として機能した。
その威力はひらりマントを自動化したなんて次元ではなく、こちらの戦力を何十倍にも見せかける為にこの道具を東京各地に設置した。