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Tu-22Mの編集履歴

2020-05-19 01:18:15 バージョン

Tu-22M

とぅーどゔぁーっつぁちどゔぁーえーむ

Tu-22から発展した旧ソ連・ロシアの爆撃機。空気抵抗を抑え、エンジン停止時の機首上げを解消する為にエンジンを機内に移設している。また、可変翼を採用しており、離着陸性能も大きく改善されている。

概要

アメリカB-1と同じく、可変翼を採用した旧ソ連ロシア爆撃機

型番は「Tu-22改」という意味だが、発展元のTu-22とはすっかり別物になった。

原型機のTu-22からのあまりの変わりぶりに登場当初は「Tu-22Mは偽装で本当は別の型番なのだ」と信じられていた。

しかし、実際は偽装でも何でもなく、発展型と主張せざるを得なかった事情(主に資金の問題)があったのだ。


『Tu-22Mは偽装の型番だ!』

これは当時の西側の情報機関の深読みで、本当の型番はTu-26だと考えられていた。

実際は他にも記す通りである。


ブラインダー⇒バックファイア

正直言って、Tu-22から変わっていない所を挙げるのが難しい程に同一箇所が少なく、「爆弾倉と前車輪のドアだけ共通」と言われる位に別物であり、エンジンを新型のターボファンに換装し、更に機体そのものも可変翼を採用している。

この機がTu-22の改良型を名乗っているのは、単に予算を獲得しやすかった為である。


実戦

初陣となった アフガン侵攻爆撃機として使われた。


しかし、アフガンではゲリラ戦が主であった為あまり役に立ったと言えなかった。


ソ連崩壊後は、ロシア連邦を含む旧ソ連構成国に継承されたものの、ロシア連邦軍以外では持て余してしまったため徐々に戦列を離れて解体された。

ロシア連邦では、1995年の第一次チェチェン紛争、2008年の南オセチア紛争に投入された。

2015年からはシリア動乱に投入され、アサド政権の支援とダーイッシュの殲滅に当たっている。


関連タグ

ツポレフ:超音速爆撃機Tu-22Mを開発・実用化したロシア連邦の航空機メーカー。

ソ連 ロシア 爆撃機 可変翼 Tu-22

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