ギルバート・スタインとは英雄伝説Ⅵ空の軌跡シリ-ズに登場する芸人の鑑である。
担当声優は菅沼久義。
芸歴
FCで市長秘書を務めていたが、市長と共にマーシア孤児院の放火に加担しておりそれが露見され失脚と共に退場したかに見えたが、SCではそのお笑い芸人としての素質を認められたのか、結社に拾われ、自ら「結社の期待のホープ」と自称し再びエステルの前に姿を現すが、エステルの危機に駆け付け、かつ元結社執行者のヨシュアに「(結社の人間として)向いていないよ」とダメ出しを喰らい敗退。カンパネルラの元で芸、もとい暗躍活動をさらにみがくが、行えば失敗続きで何度も「おしおきだべー」という有様である。とりわけ、王立学園をカンパネルラの許可なく勝手に占拠したことについてはカンパネルラのみならず奪還側のエステル・ヨシュア・クローゼの怒りを買った。
3rdにおいては冒頭で教会騎士ケビンと従騎士リース二人の前に姿を現わして以降、数々の場面でいじられ芸人として、悪魔に追いかけられ、時に磔の刑にもさらされ、挙句は闇の国に放り込まれながらも芸をみがく、また、結社での経験を活かして「肉体改造論」という本も執筆している(内容は読んだ者が目を背ける者、気分を悪くする者、同情する者と結構エグいもののようである)。
愛用の機体は結社で造られた人形兵器・G=アパッシュ
終盤、アルセイユにドラギオンが襲撃してきた際は「俺に任せろ」と死亡フラグ全開の台詞を吐いて出撃、ドラギオンを撹乱してアルセイユを逃がす役をこなし、シリアスに転向するのか?…と思ったら、そのあとドラギオンがさらに2体襲いかかり「助けて女神さまぁぁ」と泣きを入れてお笑い芸人を続けることになる。
カンパネルラからは(おもちゃとして)気に入られており散々振り回されつつ命の危機を救われたりしている。とはいえ、人を平気で殺せる度胸が足りないために、結社の兵隊である強化猟兵の一兵に甘んじている状況である。
そして時を経て閃の軌跡Ⅳで再登場する。
空の軌跡SCでは強化猟兵中隊長だったが今作では連隊長に出世している。
性格は相変わらず不意打ちや人質を取るような卑劣な性格で、部下から「前置きが長い」と呆れられるなど全然成長していない。
生身で銃を持って戦うのと、空の軌跡3rdの最初に出た人形兵器に搭乗して戦う2つの戦い方を持っている。ちなみに生身ではジャンピング土下座をしつつ、爆弾を取り出して不意打ちをしようとして自分の足もとに投げて自分も爆発に巻き込まれる「仲直りをしようじゃないか!」と芸人クラフトとまである(しかも被ダメージ量が受けたプレイヤーよりも自分の方が大きいというネタっぷり)。
また、終盤のサブイベントではエリンの里に侵攻したはいいが、リィンたちに返り討ちにされる挙句、魔女の長ローゼリア・深淵の魔女ヴィータ・リィンの同級生エマという三大魔女に灸を据えられた上でカンパネルラによって制裁されたり、ラストダンジョン突入のムービーでは乗っていた飛行艇を落とされあの有名なセリフを言いながら墜落していくなど芸人のセンスは衰えていない。
そもそも、空で言った自称「結社の期待のホープ」はどうしてこうなった。
関連タグ
アーネスト・ライズ…零の軌跡で同じく闇堕ちした秘書枠、ただしこちらは続編の碧の軌跡で警察に捕まった後に獄中で改心。
アワビ…公式でもネタにされている彼の代表的な叫び声。