アンゴルモア
あんごるもあ
ノストラダムスの『予言集』に登場する単語である。
曖昧さ回避
ノストラダムスの『予言集』
占星術師ノストラダムスによる『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』にて
1999年7の月、「恐怖の大王」が現れ、アンゴルモアの大王を蘇らせる……
という一節で登場する。
つまりアンゴルモアは恐怖の大王ではない。分かりやすく書くとこうである。
アンゴルモア「グースカピー ZZZ」
恐怖の大王「空から邪魔するで おいアンゴルちゃん1999年7の月や起きィ」
アンゴルモア「ん~…何や恐怖ちゃんやんけ」
恐怖の大王「オッハー アンゴルちゃんお仕事の時間やで~ もうマルスも近いしな」
アンゴルモア「フワァ~ もうそんな時間か んじゃわかったわ 一緒に支配しような」
恐怖の大王「ほな頼むで」
……実際のところ何をさしているかについてはモンゴル説など色々あり、現在ではフランスのアングーモワという地名のことだということで落ち着いている。(漫画『アンゴルモア』はモンゴル説を採用)
五島勉が『ノストラダムスの大予言』にて1999年に人類が滅亡するという解釈を示したことで、高度成長後の閉塞感漂う当時の日本社会において一世を風靡し、同書が200万部を超えるベストセラーとなる一因ともなった。