概要
「神獄塔メアリスケルター」に登場する血式少女。
一人称は「ワレ」。
『1』ではストーリー上で仲間になることがない隠しキャラ。その代わり、小説版での主たるサブキャラクターとしての出番がある。
人間を拷問するはずのメルヒェンを逆に従えており、自身を「魔王」と名乗っている。
この時の衣装はトップイラストの通りほぼ裸マント。そのためか『2』の水着衣装でも唯一サンダルを履いていない。ちなみにデフォルト衣装はメルヒェンの死体から作ったもの。
地下遺跡から出ることなく育った上に、拾った漫画などから知識を得ているため情報が偏っており、鬼ごっこを「鬼が追いついた逃げ役を殺す遊び」と違う覚え方をしている。また、漫画でよく登場する「仲間」という存在に憧れている。
無邪気かつ表裏のない前向きな性格で、テンパるとよく噛む。精神年齢もあまり高くないようで、『2』ではよくラプンツェルと遊んでいる。
「約束を守りたい」「手を繋ぎたい」という衝動を持つ。
ゲームバランスの都合からか『1』と『2』で職業が異なる上に彼女のみ対応するナイトメアが存在しない。
また、名前が唯一地名由来でジェノサイド・ブラッドスケルターモードも他と趣が違う、身体能力が血式少女の中でも抜きん出て高く(他の同職業とステータスに差はないが)、メルヒェンを従える点でも血式少女としても異質な経歴を持つといえる。
一人でも非常に強い上に連携という概念がないためスタンドプレーに走りがち。メンバーが固まっている『1』では他メンバーとは概ね別行動で、メンバーが固まっていない『2』ではハーメルンを他メンバーがフォローする形で戦っているような描写がある。
容姿
ジェノサイドモードでは魔王のような角や羽のオーラが出現し、ブラッドスケルターモードではほぼ全裸になった上で手足が異形化し、角も具現化する。また、童話ハーメルンの逸話からか腰あたりに楽譜の五線のような輪に音楽記号がついたものが浮かんでいる。
更に血式少女では唯一白目が黒くなる。
血式能力
「磁力ピッコロ」。範囲内のアイテムを回収したり、金属の物体を動かすことができる。
『2』ではブラッドファームの血花収穫時にこれでまとめて回収することでアイテムがアップデートされるため、極めて重要な能力になっている。
メアリスケルター
職業はマジシャン系統。デフォルトはネクロマンサー。
10人目の血式少女だが、スルーしてもストーリーをクリアすることができる。
仲間にする際は上記のこともあり一度戦うことになる。
戦闘では全体化させた通常攻撃を2連続で放ってくる他、「ためる」を使ってから強力な単体攻撃をお見舞いすることも。
特にリメイク版では攻撃が苛烈になっており、本作の仕様上大ダメージを受けると「穢れ」が蓄積しブラッドスケルター化のリスクが高まるという点でも厄介な敵と言える。
シラフなのに『2』でしばしば戦うブラッドスケルター化した血式少女達にも勝るとも劣らない戦闘能力はここでも発揮されているようだ。
メアリスケルター2
こちらではパーティ入りする最初の血式少女。職業はファイター系統。
地下遺跡に落ちたおつう達に興味を示し上記の鬼ごっこを敢行する。襲ってくるハーメルンは火力が高いがあっさり倒せる(ピンピンしてるが)ため全力で攻め落としたい。
「鬼ごっこ」が本来のものと違うことを教えてもらい、血式少女としての勧誘もあり和解。その際「魔王」から「勇者」へ(勝手に)ジョブチェンジし、衣装を一新している。
その後、完膚なきまでに崩壊した黎明の再建に配下のメルヒェン共々助力した上で、再建後そこにしれっと「ハーメルン解放地区」と名付けた。
配下のメルヒェンに解放地区の防衛や斥候の役割を持たせたり、黎明の崩壊で絶望にうちひしがれたおつう達に発破をかけたりと、あらゆる面で一行を支えるポジションになっている。
戦闘面でも次の仲間であるグレーテル加入までにダンジョンを2つ攻略する必要がある上にシンデレラ加入まで唯一人のファイター系統であるためそちらでもとてもお世話になるだろう。
尚、ハーメルン解放地区のBGMは「Tales of Hameln」。劇中の活躍もあり『2』ではもう一人の主人公と言えるだろう。
finale
グレーテルと共にくららと行動することが発表されている。