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恩を返さない純情可憐な鶴の王子様

「そ、そうさ!僕と姫は夫婦なんだから!

こんなの当たり前のことなんだ!」


CV:阿部里果


概要編集

メアリスケルター2の主人公。2だけに「つう」

血式少女の一人で人魚姫とは旦那かつ王子の契りを交わしている。男らしく演じているのも、王子の様に振舞う為。


メアリスケルター2は始まりこそメアリスケルターと同じに見えるがどういうわけか死亡しているはずの人魚姫が健在で前作に影も形もなかったつうがいる。

この「差」がメアリスケルター2の謎の一つになっている。


容姿編集

白を基調とした服で血式少女の中では唯一のズボン。

紺と青のマントを身に着けており、マントの途中には金色の輪飾りを通している。

黒いベルトに「羽ばたく鶴」の形をしたバックルがある。


背中には羽の模様が描かれている。


黒髪のショートヘアーで、頭の天辺にアホ毛、彼女から見て左前髪は鶴をイメージした白と赤の部分ある。

右前髪には星の形をした髪飾りを2つ付けている。


黒いブーツを履いており、左脚の方には黎明の紋章が描かれた灰色の腕章が付いている。


サラシを巻いており白(イベントCGで確認出来る)。

かなりの大きさであり、つつましやかな人魚姫アリスから激しく妬まれている。


血式能力編集

その場に竹を編んだ球体を設置する「バンブーウィーバー」。特定の穴を埋めることができる他、スイッチを押したりナイトメアの進路妨害したりすることも可能。3個まで同時に設置可能で4個目を設置すると1個目が消える。○(またはA)ボタンで自分で消すことも可能。


戦闘面編集

人魚姫と共に初期メンバーの一人。

ジョブカテゴリはつう専用の物で(初期は前衛向けのアルタイル)、オールラウンダーになっている。

中でもジョブ「タンザク」のスキルはパラメーター底上げのパッシブのみで構成され、全武器が装備可能になっている。


物語序盤でのナイトメアジャック加入以降は、旧作でのジャックの行動も可能になり2回行動にもなる。(反面、次に回ってくるターンが非常に遅くなる)


実際に戦闘してみると、アイテムや浄化で非常に忙しく、攻撃にまで手が回りにくい。

高難易度ではそれが顕著なのでアイテムが使えるグレーテル白雪姫にもアイテム係を担当させたい。

 

余談編集

彼女の名前は「鶴の恩返し」が原作の歌劇「夕鶴」が元ネタ

彼女に対応するナイトメアである「鶴の恩返しナイトメア」も夕鶴に登場する「運ず」と「惣ど」の2人組が元ネタらしい


血式リビドーは「恩を返したい事」だが、「恩を返す」と思うと頭痛を引き起こしてしまう様である。

その為、「恩」ではなく「貸し」と言う事にして頭痛を回避している。


ジョブは全て星に関連している。

アルタイル=夏の大三角形の星の1つ、彦星

ヘラクレス=ヘラクレス座

スターゲイザー=「星の観測者」の意味の英語

タンザク=七夕

ミルキーウェイ=天の川


時々変な夢を見るらしい。


メアリスケルターFinale編集

下記の重大なネタバレを経て人間のジャックと合流し、血式少女の一員に。

本作では恩を返しても頭痛が起こらなくなり、「織物をしたい」という血式リビドーが追加されている。

地上に出て処刑台少女に襲われた後、ヒカリによりジャック達と共に裁きの監獄塔に飛ばされる。


ジャックとは兄弟のような間柄で腹を割った相談もしばしば行っている。

処刑台少女に手も足も出なかったこと、これまでに何度も人魚姫を失ったことから二度と失うまいと自らを追い込みがち。


戦闘ではジャックと別行動になったことで浄化やアイテムを使えなくなった代わりに独自に動けるように。

属性攻撃を持たない後衛職のシューター枠の代わりに入っているためジャックグループは前衛で思う存分属性物理攻撃を放てる。


つうの固有スキル「溺愛の王子」は「単体攻撃で弱点を突くと誰かが追撃」という効果だがその発動条件が「残りHP100%以下」というあってないようなものである。自分の攻撃にも追撃するため、ジャックグループはとにかく忙しなく動く。

装備スキル「~リグ」で属性攻撃を揃え、物理アタッカーで固めたいところだが、物理防御に厚い敵もそれなりにいるため魔法職も一人はいた方がいい。

通常攻撃で追撃するので「血走り効果」のついた武器を持たせ強力な「かごめかごめ効果」を狙いたいが、本作では親指姫の「プチプリンセス」の強化対象も武器を中心に増えたため悩ましい(プチプリンセスを使うと付随効果が全て消えるため)。


関連タグ編集

神獄塔メアリスケルター コンパイルハート 人魚姫(メアリスケルター)

鶴の恩返し 男装 ボクっ娘


※以下には本編における重大なネタバレが含まれております。閲覧には充分ご注意下さい。




































正体編集

メアリスケルター1と同様、血式少女隊は監獄塔の登頂を果たす。

しかし、登頂までの道程は『悪夢(ナイトメア)』と形容されるほどあまりにも哀しいものであった。


更に登頂直前になって明らかに不自然なレベルの悲劇が連発し、つうと人魚姫を除くメンバーは全滅してしまう。

ほぼ同時期につうは突然頭痛に襲われ、そこで失われていたかつての記憶を取り戻す。


自分が「1」の地下洞窟に潜む「ナイトメア」だったという記憶を。

おつう(メアリスケルター) PART3

元々は本作の舞台とは別の監獄塔である「都庁」で、一魔物として産まれた存在だったが、ナイトメアとしては人間に近い精神性を持ち、戦闘能力も低いという不完全な例外個体であった。

本来の容姿もかなり人間に近いものの、七夕をモチーフにした竹のようなもので構成された身体である。


結果、本来眷属であるメルヒェンにすらバカにされて追いやられる形で地下洞窟に流れ着き、そこを彷徨った果てに元水族館エリアにたどり着く。


そこにいた幼き人魚姫と交流していたが、彼女の死亡により交流が途絶える。

失意のうちに再び地下洞窟を彷徨い続けた結果、核の影響か「ハーメルンの笛吹き男」らしい異形へと変化していった。


その後核を通して「ウィッチクラフト」という存在を知る。

都庁のウィッチクラフトを目指すも、途中でジャック(人間)一行に追われて逃げ続け、そこでジャック達の会話から人魚姫が亡くなっていることを知る。

影武者を差し向ける形でジャック一行を撒いた後、都庁のウィッチクラフトに人魚姫との再会を願った結果、幼き人魚姫に会うところまで時間が巻き戻った。




時間が巻き戻り、人魚姫がブラッドスケルター化しなかったことで「羽ばたき効果」(海外版の副題)とも言うべき出来事が立て続けに起こった結果、悲惨な結末になってしまったことに人魚姫は崩れ落つ。


人魚姫と共にいたいつうであったが、つうとてこの悲惨さは目に余るものがあり、人魚姫の懇願もあって「この世界」をキャンセルし「元の結末」に戻る決断をした。

そして、メアリスケルター1のオープニングからタイトルに移る


尚、つうが王子様を演じているのは「お嫁さんにしてください」と人魚姫に告白したところ、「お婿さんとしてなら」と返ってきたためである。




































結末編集

メアリスケルター1の地下洞窟ダンジョンから都庁に移るジャック達。

そこには、討伐したはずの「ナイトメア?」が。


相変わらず逃げるが途中で宝物のマイクを落とし、ジャックがスイッチを入れる。するとメアリスケルター2の出来事が再生され、ナイトメア経験者であるジャックが『2』の記憶を取り戻す。


記憶を取り戻したジャックはつうの説得を試みるが、人魚姫が死んだことを伝えると転生前のようにウィッチクラフトへ急ごうとする。

ジャックが足止めすると激昂し、いよいよ襲いかかるが戦いの果てに「地下洞窟」部分が瓦解し本来の姿を現す。それでも抵抗をやめないつうだが思い出の品々を見ることでつうも記憶を取り戻す。


ウィッチクラフトを使えば人魚姫を生き返らせられるかもしれないと言葉を受け、人魚姫の遺体を黎明から持ち出し核を目指す。

現地のナイトメアの抵抗に遭うも都庁のウィッチクラフトにたどり着いたつうは命懸けともいえる願いを込め、人魚姫を蘇生…というより『2』の時間軸から連れ出してきた。


「脱獄」はいつでもできる状態なのでここで終幕となる。

ここでつうと人魚姫が仲間になるが、もうボスも存在しないためトロフィー的な意味合いが強い。


ちなみに『1』の二人はジェノサイドスキルを持たず、好感度はどうやっても上げることができない。

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