白雪姫(メアリスケルター)
しらゆきひめ
「神獄塔メアリスケルター」に登場する三姉妹全員が血式少女の次女。
一人称は「白雪」。
ジャックを振り回すことが多い血式少女の中では珍しくよく気遣ってくれるが、ドジっ娘なので気遣いが明後日の方向に向かうこともある。
しっかりものの姉とスタイル抜群の妹がいるためか容姿にしても内面にしても自信がなく、「地味」「太ってる」と自らを卑下しがち。
ただし、ジェノサイドモードの様子からシンデレラのように性根からネガティブではない様子。
体型を気にしているようで基本衣装は勿論水着衣装も上着やパレオで素肌を目立たなくしているが「ミミクリー」だけはピンクの外套と紐パンと腕輪とレッグウォーマーのみ(そして裸足)という痴女度全開の衣装になっている。
少し隙の多い衣装のかぐや姫を連れているジャックに「破廉恥ですーーーー!!!」と叫ぶシーンがあるが、白雪姫がミミクリーの場合は正に「お前が言うな」である。
元ネタで「毒」が使われているからかジョブカテゴリはサイエンスで、初期ジョブもサイエンス。
毒リンゴを携帯しているが、うっかりそれをナイトメアジャックに振る舞ったことも…(ナイトメアジャックは毒に耐性があるためスルーされたが)
1では子供に振る舞う場面があったが皮を剥けば大丈夫な類なのだろうか?
気配り上手で細かいところにも気がつきやすいが基本姉が仕切るからか自身から思いきって動くことは少なく、誰かに意見を求めがち。
「鏡を見たくない」という衝動を持つ。そのため身だしなみは姉妹にチェックしてもらっている。
青髪のショートカット。三姉妹の中では普通の体型で、自身が言うような太さも見られない。
ジェノサイドモードでは剥かれたリンゴの皮のようなものが頭を覆って足元にポイズンボムを置き、ブラッドスケルターモードではポイズンボムが肥大化し血式化する。
獄中童話幻日譚にて発生したタイヨウ教団の"ある事件"により、親指姫、眠り姫と一緒に元々所属していたタイヨウ教団へと戻る。 元来の優しい性格が災いして教団内での争いごとを上手く丸め込むことができない。
地上に出るや否や処刑台少女の襲撃に逢い、首吊り台に大腿を大きく裂かれ、その後ヒカリの力でかぐや姫やジュウと共に極寒の監獄塔に飛ばされる。
極寒の地で出血に苦しんでいたが、ジュウの手当てと分厚い皮下脂肪により快復し、探索が始まる。ジュウに対してはいち早くそういう人物だと割りきって接している。
元々自虐とグレーテルの「子どもみたいな体型」のコメントを除き体型についてはあまり語られなかったが本作では先述の皮下脂肪に始まり体型まで積極的にネタにされている。
自分に自信がない白雪姫だが、ジョブ系統「サイエンス」は極めて強力な職業。
主人公以外使うことができないアイテムをスキルで使用できる他、「リビングティクショナリ」で敵のスキルの一部を使用できるため戦術の幅もかなり広い。
『1』ではこのリビングディクショナリが極めて強力で幅広いデバフに2行動待機時間をほぼゼロにする「韋駄天」、そして各属性の全体攻撃を揃える。
また、ブラケミストで習得できる「ディザストエレメントルーン」が高火力で全ての敵に弱点を突けるため、ナイトメア以外が相手なら韋駄天とアイテムを組み合わせてずっと俺のターンすらできる。最早地味どころかチートなんですが。
ただしそこまで到達するためには多くのメルヒェンを登録する必要があり、晩成型といえる。
ちなみに物理攻撃に関してはグレーテルの無料DLC職「G-アサシン」に譲る。
『2』ではリビングディクショナリが弱体化し、それなりの性能に落ち着いたが無料DLC「デスリク職業衣装2」を適用すると、物理アタッカー向けステータス+サイエンスで習得できる属性範囲攻撃+無詠唱全体攻撃スキル(※)を携えた、『1』とは違う万能キャラと化す。
同系統のグレーテルは「デスリク職業衣装1」で能力傾向が異なるため白雪のアイデンティティである。
『2』ではアイテムを使えるつうの行動間隔が大きく、ジェイルマネジメントも職種によらずできるためサイエンス自体が極めて重要な役職になっている。
※『2』で無詠唱全体スキルはマジシャン系とサイエンス系と装備スキルでしか習得不可、いずれも物理
『Finale』では概ね『2』に準拠しているもののDLC職が予約特典のシリアルコード付属のため通常版では基本職でしかプレイできない。この場合銃を装備できず、後衛よりの能力なので益々サポーター寄りの立ち回りになる。尤も浄化役は基本浄化で非常に忙しいのでアイテムを使えるというだけで非常に強力なのは確かである。
予約特典のDLCを入れている場合、デスリク衣装2が近接武器しか装備できなくなったものの、「修羅セーター」にすることで前作と似た立ち回りができる。
このようにゲームの戦闘においては需要がかなり高い。
白雪姫は地味とか言わずもっと自信を持って欲しいものである。