くらら(メアリスケルター)
くらら
CV:中島唯
くららとは、『神獄塔メアリスケルター』の登場人物である。
「~っす」が口癖の後輩キャラで手先が器用。
童話『くるみ割り人形』のバレエ版の登場人物と同じ名前を持つため十島博士の元に連れてこられたが、血式少女でもなんでもない普通の人だったため、そんざいに扱われてしまう。
作品によって立ち位置がだいぶ異なる。
人懐っこい製造士の助手
「はいはーい。ジャックさん、ちょっと失礼するっすよー?
少しチクッとするかもっすー。」
スリで生計を立てていたが、製造士のハルからはスることができず、何度も挑んでいるうちに保護され、助手になった。拾ってくれたハルに大恩を感じている。
製造士らしく、ツナギを着用しているが上半身部分は脱いでいる。
普段は販売所で売買を担当する他、ハルが黎明不在時は武器強化も担当してくれる。
放浪商人の明るい弟子
「自分はくらら!独房エリアを転々とする、さすらいの放浪商人っす!」
ハルに保護されていたところまでは一緒だが、タイヨウ教団が陽司殺害により黎明と決裂し拠点を移したため食糧を依存していた黎明は深刻な危機を迎える。
そんな折ハルによりタイヨウ教団を頼るように言われたが、くららにとっては黎明から追い出されるも同然だった。そんな折、1で独房エリア内で商いをやっていた放浪商人に保護され、生きるためのいろはを叩き込まれた。黎明の外にいたため謎のナイトメアの襲撃から逃れた格好になる。
その後放浪商人は姿を消したため、本作では独房エリアでの行商を担当する。
本作のくららは人付き合いはあまり好きではないらしく、つう達が保護しようとするも自身の生き方を曲げなかった。
行商人らしい装いで、黒いズボンを穿いている。また、帽子は黒一色に変更されており、白いシャツの柄も犬の顔と「ONE」の文字に変更されている。
何者でもないただの少女
「うしっ!やるしかないならやるしかないっす!」
時系列的にはリメイク1の続きなのでハルの助手。脱獄するゆえか、ズボンに穿き変えている。また、白いシャツの猫の顔も変わっている。
尚、束ねていた髪はほどいている他、左腕にハルのネクタイを巻いている。
地上に出た途端に処刑台少女に襲われ、ハルを庇って重症を負わされる。その後ヒカリによってジャック達と共に飛ばされるも、出血多量で息も絶え絶えに。
視子の計らいにより血液型が同じジャックから輸血してもらったところ、どういうわけか血式少年の特性のひとつである造血能力と浄化能力を獲得した。
その後、それを察知したヒカリにより醸成されたメアリガンを渡された直後、今すぐ浄化役が必要な場所に飛ばされ、別の監獄塔にいるハーメルンと合流し、ブラッドスケルター化していたグレーテルを浄化して共に行動していく。
3人目の主人公として紹介されているが、生来自ら集団や事態を動かすような柄ではない為か、実質的な司令塔はグレーテルが担っており話の中心にいる機会は少なめ。
どちらかというと社会常識に欠ける血式少女達に一般人的な視点を提供したりと、彼女達の聞き役になるポジションに収まっている。
血式少年と異なりジェイルの機嫌を窺うことはできないが、代わりに後に合流する火あぶり柱が察してくれる。