だらだらはんなり高飛車姫
「……働きたくないです~。放っといてください~」
CV:五十嵐裕美
概要
黎明解放戦線に所属する血式少女。
非常にものぐさな性格をしており、周囲からの呼び名は「グータラ姫」。自分の足で歩くことすら厭い、常に「バンブー1号」なる謎の乗り物に乗っている他、部屋の中は常に散らかっており、時々ジャックに掃除させている。
また、その無気力のせいで、ジャックとアリスが黎明に来た当初も全く戦力となる気がなく、自室で引きこもりのような生活を送っていた。
「サボリ7つ道具」なるものを所持しており、それでズボラしている。
ここまで無気力になったのは理由があり、血式少女はその圧倒的な力が原因で迫害されることが少なくなく、彼女もその例に漏れず迫害されて厄介払いされるように黎明に追いやられた上に、その時に自分が大切にしていた宝物を奪われてしまったため、それがトラウマと無力感を生み人間不信となってしまっているのである。
血式リビドーは「宝物を集めたい」「どこかに帰りたい」。
何故かやたら自分を「バケモノ」と卑下するが…?
容姿
いわゆる和ロリのようにフリルが付いた着物を着ている。髪型は姫カットの上に円形に結っている。見方によっては昔の日本の髪の結い方「みづら」のように見えなくもない。
ジェノサイドモードになるとうさ耳と三日月のアクセサリーのようなオーラが追加され、ブラッドスケルターになると着物の下半身部分が消失し、バンブー1号も完全な球体に変形する。
血式能力
ダメージを受けるギミックや虐殺鬼ごっこ中のナイトメアの攻撃を無効化する「タケプロテクター」。なお、説明にはないが、落とし穴によるダメージも無効化できる。
戦闘
職業タイプはアーチャー。アーチャータイプは素のAGIや武器が優秀で攻撃も補助もできて非常に扱いやすいため、眠り姫との二枚看板を構築しても損はない。
尤も、眠り姫の魂血スキルが非常に優秀なため通常プレイでは二軍落ちしがち。
メアリスケルター2
髪型は結っておらず純粋な黒髪ロングに変更。また、三日月のようなアクセサリーが通常で追加されている。
「旧寺院エリア」にメルヒェンの死体が大量にあるという情報を受けたつうたちが旧寺院エリアに向かったところでブラッドスケルター状態で発見され、取り押さえられ浄化される。
復帰後は前作と異なりやけに働き者な性格になっているが、決していい方向ではなくむしろ何らかの強迫観念を窺わせる。後に、これは黎明からシンデレラ、親指姫、白雪姫、眠り姫と脱退者が相次いだせいでサボり魔だった彼女が目を付けられ、実験動物にされるか働くかと脅迫されたせいだということが発覚する。
強迫観念が取り払われてもこちらでは行動の主体が血式少女なため1よりは働いているが「仕事してる風7つ道具」を所持しており変な手抜きをしようとしている。
アーチャー向け武器の銃は極めて優秀な性能なのだが属性付きジェノサイドスキルがTEC依存なので注意。
無料DLCのデスリク職業も魔法タイプのため、戦法によってはTEC上昇の鞭を持たせた方がいい場合も。
イラスト
関連タグ
蓬莱山輝夜 - 『東方Project』の登場人物。同じく「かぐや姫」をモチーフにしたキャラクターで、二次創作ではやたらとグータラキャラにされる傾向がある。
わらわ達は『バケモノ』ですから~
血式少女の出生(1)
実は、彼女は血式少女の出生について知っている。
コトは旧河川・沼エリアでラプンツェルが「自分が生まれた場所を知っている」と語ったため皆でその場所に行ったところ、腹が裂けたメルヒェンの死体が転がっており、それを見たかぐやがパニックを引き起こしてしまったことから始まる。
その後、かぐやが
・5章で旧河川・沼エリアを優先した→旧河川・沼エリア踏破後、ジャックに血式少女の出生について打ち明ける。そして、旧学生街エリアを踏破した際、改めて皆に真実を話す。
・5章で旧学生街エリアを優先した→旧河川・沼エリア踏破後、ジャックに対して何か話したそうにする。その後、改めて皆を集め、ジャックたちに血式少女の真実を告げる。
ジェイルの力によって人間の妊婦がメルヒェンに擬態させられることがあり、その胎児が血式少女である
と。
かぐやはその出生の秘密を義理の両親から厄介払いされる際に聞いてしまい、そのショックのせいで苦悩していたのである。
メンバーたちの反応は様々だったが、かぐやの苦悩については理解してくれ、そして「何故、博士はこのことを皆に教えなかったのか?」という疑念を持つ。
その直後、博士から、血式少女の出生について告げられる。
博士は「ラプンツェルのことで血式少女の出生に関する仮説が確信に変わったから」と述べるが、この博士の行動は、先ほどの疑念を「何故、博士はこの事実を唐突に告げたのか?」というものに変えるだけだった…。
名台詞(1)
愚かな輩が、何を寝ぼけたことを。
なすがままに従い、今度は被害者として振る舞う。他力本願もいいところ……。
そなたたちはここを脱出した後、思い描く暮らしをすればよい。
わらわたちを排除したければすればいい。
……しかし、自らの判断を持たず、信じることすら全うできぬ役立たずは、このまま死ねばいい。