CV:松岡禎丞
概要
「獄炎のオーガ」ことオーガの弟。兄と同じく鬼のようなアバターをしている。
兄に憧れてGBNを始めるが、基本荒々しい戦闘スタイルだが卑怯なことをしないオーガと違い、仮病を使ってGBNの初心者ダイバーを強制的にガンプラバトルをさせて初心者狩りをしている。
1話でリクに強制バトルをしたが逆に返り討ちにあった。
ちなみに兄には卑怯な手口で初心者狩りしていることは秘密にしている模様。
8話ではラストの方である人物と接触しブレイクデカールを手に入れた。
使用ガンプラはゼダスだったが9話以降は煌・ギラーガを使用している。
ゼダスの方は大きな改造はされて無いが一部装甲が青色になっているのが特徴。
9話にて、遂にリクと再び対峙。しかし、既に実力で追い抜かされていた上、ブレイクデカールも使用を躊躇った為に敗北(描写は省略されたが、リクの方もかなり消耗した顔をしていたことから為す術なく完敗したのではなく接戦ではあった模様)。しかし、その直後ギラーガはデカールの影響で操縦を受け付けなくなり暴走してしまう。
オーガやリクの奮戦により救出されると、泣きじゃくりながら、「腕利きばかりの中でコンプレックスを抱いていた」、「強くなって兄に認められたかった」という心情を告白。そして、チームメイトから「オーガも自分達もちゃんとドージのことを見てる」と励まされた。
ep17ではミラーミッションに参加した・・・のだが、運悪く(?)ヒダカ・ユキオと同時参加の形となってしまった。当初は(完全に自業自得だが)向こうからの第一印象の悪さ故にいがみ合っていたが、ミッションを進めていくうちに「誰かの背中を追いかける者同士」として、意気投合。ミッションの最終フェーズでは、コンビネーションと道中で学んだことを生かし、見事クリアした。ミッション終了後はリクに対し、兄の強さを自慢しつつも、それまでの悪行を謝罪した。
変則フラッグ戦の終盤にて、兄やチームメイト達と共にビルダイバーズ側として参戦。愛機のギラーガを華麗に駆って雑兵を蹴散らし、かつての戦友であるユッキーの危機に颯爽と駆けつけるその姿にもう過去の面影は完全に無くなっていた。
心境について
卑劣な行為そのものは許されるものでは無いが、結局のところ、「強くなりたい、認められたい」という思いが暴走して努力のやり方を間違えてしまっただけであり、ガンプラバトルへの思いや情熱は本物であるのだと思われる。
また、チーム百鬼は(アバター故に確証はないが)基本的に成熟した年齢層及び、兄のスカウトでチーム自体がそれなりの大所帯となっており、年下のドージにとっては接しやすい人物が少なく孤立感を味わいやすい環境であり、その上で実力に劣りながら重用される環境と言うのは上記の心情を拗れやすさに拍車をかけてしまっていた側面やチームメイトも悪気はなかったとはいえ「お前ホントにあの化物兄貴と兄弟なのか?」とオーガと比較して彼のコンプレックスを抉る失言をしてしまっていたことも事実であることから他の百鬼メンバー達の豪放磊落な気質が災いしてそうした配慮を怠ってしまっていた責も否めない。
そんな彼だが、ユキオとの交流や、自身の行為の反省を経た今、ダイバーとしても、人間としても大きく成長しつつあった。
以降はep19でナデシコアスロンに参加するローズをオボロとナッツと共に応援したり(オーガは新型ガンプラ制作に専念する等で場にいなかった)、ep21ではサラの身に起きた事には(ユキオに直接会話する形で)ビルドダイバーズを心配したり、変則フラッグ戦では兄のオーガや他の百鬼メンバーと共にビルドダイバーズ陣営の援軍として加勢するなど関係は良好になっていく事になる。
余談
中の人はガンダムシリーズへの参加は「Gジェネレーション WORLD」の男性マイキャラクターTYPE-Dや機動戦士ガンダムAGEのモブキャラだったため、名有りキャラとしては初参加となる。使用ガンプラがゼダスだったのはそれ繋がりであろうか?
名前の由来は日本代表的な鬼である「酒呑童子」「茨木童子」であると思われる。
外伝作品「ブレイク」の第一話にもほんの少しだけだが登場している。