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千眼の邪教神の編集履歴

2020-06-26 02:45:32 バージョン

千眼の邪教神

せんがんのじゃきょうしん

千眼の邪教神とは漫画『遊戯王』及びそれを原作とするアニメ、TCGに登場するモンスターカード。

カードテキスト

通常モンスター

星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0

人の心を操る邪神。千の邪眼は、人の負の心を見透かし増大させる。


概要

攻守0の闇属性通常モンスター。星は1。攻撃力・守備力が同じ通常モンスターには『ソイツ』と『神龍の聖刻印』が存在するが、このカードの方が圧倒的に歴史は長い。外見はかなりおどろおどろしいが、悪魔族ではなく魔法使い族である。原作ではペガサスが使用したカードで、『サクリファイス』との融合により『サウザンド・アイズ・サクリファイス』が召喚できる。


最弱

攻守は0で特殊効果もなしという、文句なしで遊戯王史上最弱のカード。長年雑魚の代名詞とされてきた『ワイト』より弱く、これに該当するのはこいつの他には『ソイツ』と『神龍の聖刻印』のみ。しかも『千眼』とか言ってる割に、正面からは18個しか眼が確認できない。後ろに残りの982個が付いているなら別だが、普通に考えれば名前負けである。とはいえ「千」という漢字には百の十倍という厳密な数値だけでなく「千里の道も一歩から」のように漠然と「大きい数」という意味もあるため、具体的な数は関係なく「たくさん眼がある」という意味のネーミングなのだろう。

唯一の用途であった『サウザンド・アイズ・サクリファイス』は、後に禁止カードに指定されてしまう。しかし『サウザンド・アイズ・サクリファイス』が猛威を振るったのは、『魔導サイエンティスト』や『突然変異』で正規の融合をせずに召喚できたからであり、元々こいつの出番は無かった。というか登場当初『サウザンド・アイズ・サクリファイス』が敬遠されていた理由は、この『千眼の邪教神』があまりにも弱すぎたからである。

復活

こうしてカードとしては何もしないまま勝手に死んだかと思いきや、意外にそうでもなかった。実は『低レベル闇属性通常モンスター』という肩書きは結構貴重で、登場時点で既に「死のデッキ破壊ウイルス」が登場しており、その媒体として使え、後にサポートカードが多く登場したからである。これらのカードは、対象が弱いカードに限定されている分効果が強力で、組み合わせによっては『青眼の白龍』などにも勝つことができるようになったのである。そのため、『サウザンド・アイズ・サクリファイス』が禁止になる前よりもむしろ用途は増える、という少し皮肉な結果になった。

『ただの融合の素材』という括りから脱して、ようやく正当な評価を貰えたのかもしれない。

また、攻撃力・守備力0というステータスのため、「悪夢再び」や「カメンレオン」「デブリ・ドラゴン」などを使用するデッキでは活躍が見込めるようになった。

加えて、一時は禁止カードにまで上り詰めた『サウザンド・アイズ・サクリファイス』も現在は無制限カードになっている。現在ではあちらは『簡易融合』を利用して融合召喚するのが基本となるが、上記の通りこのカードに対応するサポートカードも増え、中にはステータスに共通点の多い『サクリファイス』や自身を融合素材の代わりにしつつ融合召喚を行う『パラサイト・フュージョナー』と共有できるカードも多く存在する事から、往年と比べると融合素材としても活用しやすくはなっている。


このカード単体は地味だが、組み合わせ次第では派手な展開に持ち込める。


関連タグ

通常モンスター 魔法使い族

サウザンド・アイズ・サクリファイス


ペガサス・J・クロフォード


外部リンク

遊戯王カードWiki - 《千眼の邪教神》

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