作詞・作曲:大黒摩季
編曲:葉山たけし
概要
社会現象にもなったアニメ「スラムダンク」の初代エンディングテーマに採用された。
歌詞は主人公が付き合っている彼氏に最もふさわしい女になるため色々奮闘するもの。
だが、そのための主人公の行動は色々ぶっ飛んでいる。
- 化粧が濃く派手な見た目、がさつな言動や寄り道する女が苦手らしいので全部やめる
- 車とサッカーが趣味と知ってそれらにも詳しくなる
- どこにいても捕まるようにポケベルを持つ
- 長電話すると彼がふてくされるのでやめる
- 便利だった男友達と縁を切り、彼が嫌がっていた女とも絶交する
- 彼の母親も苦手だったがお茶するまでに仲良くなる
…最早一人の男のためだけなら世界すら敵に回す勢いである。
そのため、現在だとヤンデレ曲とかストーカー曲とかネタにされがち。もちろんこの曲の発売された1993年にはヤンデレやストーカーという単語など浸透していなかったため、山岸由花子と並んで人類には早すぎた概念だったと言える。
でもココリコミラクルタイプでは普通に紹介されてそうな主人公である。
挙句の果てにはバスケアニメの主題歌なのに当時のトレンドを意識してサッカーという単語を1番で使用してしまったため、エンディングバージョンは2番の「お料理も~」にすり替える力業でなんとかしのいでいる。
歌詞を断片的に見れば流川楓にぞっこんの赤木晴子の歌とも取れるため、アニメーションの方も主人公の桜木花道よりも晴子と流川のカットが多めな傾向にある。
大黒はすでに「DA・KA・RA」でミリオンセラーを出しており、今作も人気アニメの主題歌だったことから123万枚を売り上げ、二作目のミリオンセラーを達成。90年代アニメタイアップ曲では3位の記録である。
しかし藤井フミヤの「TRUE_LOVE」や広瀬香美の「ロマンスの神様」がそれ以上に爆発的なヒットを記録したため惜しくも1位は取れず、二作連続で最高位2位止まりのミリオンとなってしまった。だが1995年の「ら・ら・ら」で最高売上を更新し首位も獲得しリベンジを果たした。
関連動画
公の場での初披露(1997年8月1日)。