概要
グランゾンの真の姿。ただでさえ厳つい容貌がさらに巨大化し、後光のごとき背部ユニットまで増えて神々しさすら備えている。
「第3次」「第4次」に、隠しラスボスとして登場する。無論、全ユニット中最強である。
「EX」ではコマンドを入力することで使用可能になる。言うまでもなく最強。
シュウの章では展開上シュウ抜きでスタートする話もあるが、それらはターン経過で勝手にクリア出来たり初登場キャラのみで戦うステージだったりするため、ネオ・グランゾン1機を突っ込ませるだけでクリア可能。
「魔装機神」でも味方として使うことが出来るが、EXよりはやや控えめ。それでも強いけど。
「F完結編」にもデータは存在しているが、この作品では敵として戦うことはない。
「α for DC」「α外伝」「OG外伝」では再びラスボスとして返り咲いた。
3次や4次ほどの強さではないにしろ、その強さは健在であった(「OG外伝」以外は)。
「EX」のリメイクともいえる「ダークプリズン」では特定のステージで使用可能。流石にかつてほどの強さは無いが味方機としては破格の性能を持ち、フル改造を施せば防御を考えずにラスボスと互角以上に殴り合うことが可能というチート性能である。
勿論、コマンドを入力すれば「EX」と同様に全ステージをネオ・グランゾンで進めることもできる。
特に第4次では戦う事も可能だが、その場合は大局を見い出せずに強者を求めるだけの愚か者と化したある意味第四の壁を超えたプレイヤー自身の最後の敵となる。ただし、彼とネオ・グランゾンを倒した先に待つのは破滅の未来である…。
スペック
分類 | アーマードモジュール・真武装機甲士 |
---|---|
全高 | 35.8m |
本体重量 | 65.2t |
全備重量 | 118t |
装甲材質 | 超抗力チタニウム |
エンジン | ブラックホールエンジン、対消滅エンジン(αシリーズ以降) |
エネルギー | ブラックホール、アストラルエネルギー |
推進機能 | ネオ・ドライブ |
補助MMI | カバラ・プログラム(αシリーズ以降) |
所属 | ヴォルクルス→シュウ・シラカワ |
開発者 | シュウ・シラカワ |
主なパイロット | シュウ・シラカワ |
武装
- ネオグランビーム
- グランワームソード
- ワームスマッシャー
- グラビトロンカノン
以上の武装はグランゾンと同じ。
- ディストリオンブレイク
魔装機神IIに登場したグランゾンの新武装。ゲーム中ではネオにならなかったが、この形態でも使用可能と思われる。
- ブラックホールクラスター
グランゾンのものと同様。胸部を解放してマイクロブラックホールを相手に放つ。
- ビッグバンウェーブ
本来はゾヴォーグの技術なのだが、何故か装備されている場合がある。MAP兵器。
ネオ・グランゾンの最終兵器。
この縮退とは「フェルミ縮退」のことであり、恒星の終末時における超新星爆発に関連する現象。質量は大きいが直径は収縮していて極めて密度が高くなった恒星を「縮退星」と呼ぶ。縮退星の一つである「白色矮星」は質量が限界を超えると重力崩壊が始まり、核融合が暴走して膨大なエネルギーが発生する(炭素爆燃型超新星)。縮退砲のエネルギーが白色なのはこのため。
第3次(SFC)ではこの現象が上手くグラフィックで表現されており、OG外伝では第3次のグラフィックを更なる形で表現したと思われる。このような現象がロボットに直撃すれば「消滅」間違いなしである。その名に恥じず、第3次(PS版)、EX、第4次(第4次S)では攻撃力18000という途方もない威力を誇る(これは、第3次αのイデオンガン全体攻撃版の実数値よりもさらに高い)。以後のシリーズでもネオ・グランゾンを象徴する超兵器として名を馳せている。
関連イラスト
関連タグ
マークニヒト…蒼穹のファフナーEXODUSに登場する元ラスボスにして第二の主役機。凶悪な見た目や自重のなさ、時空系っぽい攻撃を使う点も同じ。