オーディーンMk-2
きぼうのつばさ
概要
山野バンの新たな専用機であり、アーマーフレームのタイプはナイトフレーム。本編に先駆け、映画『イナズマイレブンGOVSダンボール戦機W』で先行登場している。
デザインは先代オーディーンを踏襲しつつも、カラーリングはほぼ真っ白で、フォルムも戦闘機をイメージした鋭角的なものとなっている。
半恒久エネルギー機関「エターナルサイクラー」をエネルギー源とする事で、無尽蔵のエネルギー供給を実現し、圧倒的なパワーと機動力を得ている。
先代オーディーン同様、飛行形態への可変機構を持つが、通常形態での飛行も可能。ただし、変形した方が高い飛行能力を発揮する事が可能であり、その飛行スピードはなんと音速を超える。
その他のスペックも今までのLBXとは次元が違い、あまりの反応の速さにバンですら最初は操作しきれない程だった。
また、歴代バン機恒例のトランザムめいた特殊モードとして、「WX(ダブルエクストリーム)モード」を搭載しており、使用時は機体が金色に光輝く。ちなみに、このWXモードだが、ゲーム版では通常のXモードと全く同じ性能となっている。
基本装備は、双槍「リストレイター」と、盾「ネオビームガーダー」。それぞれ先代オーディーンの「リタリエイター」と「ビームガーダー」を踏襲したデザイン、性能となっている。
必殺ファンクションは、槍から無数の光線を放つ「グロリアスレイ」。
更に、アキレスD9との合体必殺ファンクション「ダブルレイウィング」も使用可能であり、アニメ版ではミゼルオーレギオンへのとどめの一撃となった。
他にも、映画では先代オーディーンが使用していた「グングニル」、漫画版では「超プラズマバースト」も使用していた。
作中での活躍
世界の最適化と称してやりたい放題のミゼルに対抗する為に、山野博士らの手によって開発された。
かつて大苦戦を強いられたベクターを数秒で撃破するなど初陣から大きな戦果を上げ、アキレスD9と共に、人類最後の希望としてミゼルオーレギオンに立ち向かった。
漫画版では、パラダイスの最終決戦でミゼルオーレギオンに破壊されたイカロス・ゼロとイカロス・フォースの後継機として、アキレスD9と共に登場。
かつてレックスから教わった必殺ファンクション「超プラズマバースト」を使い、ミゼルオーレギオンの撃破に成功した。
アニメ版『ウォーズ』の後日談にあたるホビージャパンの外伝『LBX烈伝』では、アキレスD9をそのまま使い続けたヒロとは対照的に、バンが自らの意思で封印していた事が判明。その代役を務める機体としてアキレスⅡが開発されている。
しかし、後にディ・レギウディアへの対抗策として、大破したアキレスⅡに本機のパーツを組み込む事で改修、改良を果たした「アキレスⅡカスタム」が誕生。
各部に本機の装甲を付け足すだけでなく、背面には本機の「腕を除く上半身全て」で構築された飛行ユニットを装備しており、見た目にもかなりインパクトのある機体となっている。
派生機体
オーディーンMk-2M(ミリタス)
ゲーム版『ウォーズ』にのみ登場した、オーディーンMk-2のカラーバリエーション機。
白を基調としたオーディーンM(ミリタス)とは対照的に、黒と水色を基調としたカラーリングとなっている。
ラボランクを一定まで上げる事で開発可能となるのだが、誰が何の為に開発したのかも分からない、多くが謎に包まれた存在となっている。