アドラメレク
あどらめれく
スクウェア・エニックスのゲームで使われる世界観設定「イヴァリース」に登場する悪魔(ルカヴィ)・召喚獣。
アドラメレクとは磨羯宮(やぎ座)に配される悪魔(ルカヴィ)である。二つ名は「憤怒の霊帝」。緑の体毛、もしくは甲殻に覆われた山羊の姿をしている。
FFTでは主人ラムザの異母兄であるダイスダーグの瀕死と共に肉体を借り、現世に現れる。
急な契約で現れたせいか他のルカヴィ、キュクレインと比較しても弱い。
誤表記の多いことでも知られるPS時代の攻略本、通称「黒本」の巻末にてシナリオ担当の新城氏のコメントでは「自分の謀略が上手くいかなかったことへの憤怒なのか」と、皮肉めいた問いかけがなされている。
また世界観を共有するFF12においては、神(と称する種族)が創った異形の者で害をなす魔物を震撼させる「憤怒の霊帝」。
しかしその憤怒はカリスマ性へと転化し魔物を統べる者となってしまう。
遂には神に反旗を翻し戦うも敗北し、封印されてしまう。
こちらではその封印された地であるのか、ゼルテニアン洞窟で遭遇する。
その洞窟自体がルーキー&初見殺しの場所であるためか、最深部にいるアドラメレクに辿り着けるだけの実力があればFFT同様に苦もなく倒せる。
召喚技は「裁きの雷」であるが、憤怒している者の裁きとなると単なる八つ当たりの可能性もある。
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