概要
天空聖界マジトピアに住む、聖なる魔法の力を持った聖者。
地上の魔法使い達の魔力の源となる存在で、全世界の魔法使いを統治する存在でもあり、各人が「マルデヨーナ世界」と呼ばれる固有の世界を持つ。
地上の人間が魔法を使おうと思ったら、彼等と契約しなければならない。
その歴史と社会
長である天空大聖者マジエルを頂点とし、その下に炎、雷、水、風、大地の五属性のエレメントをそれぞれ司る天空聖者五人が“5聖者守護隊”として君臨しており、人間態も存在するが実年齢と外見年齢は比例しない。
最初の天空聖者である「原始の天空聖者」が誕生して以降、魔法を借り受けた人間が一定以上の魔力を高めた際に何らかの肉体変化が現れ、天空聖者第1世代として転身し、現在に至る。
但し、人間が天空聖者に生まれ変わると、強大な魔力を得るのと引き換えに、地上で人間として暮らしていた頃の記憶は全て失われてしまうリスクが存在している。
尚、天空聖者は各人の名前に己が司るエレメントを捩った名前が付けられる。
敬語も一応は存在する物の、相手に「~さん」や「~君」の様な敬称を付ける習慣は無い。但し、「天空大聖者」という肩書きだけは例外で、他の天空聖者達はマジエルに対しては「様」を付けている。
彼等は天空聖者としての姿と地上人のそれを使い分けるが、そのどちらも本体。
**自身の魔法力による防護壁を身に纏う**地上人の変身と異なり、天空聖者の変身は平たく言えば魔法の武具での武装であり、これによって攻撃力、防御力、魔法力を上げる事が出来る。
つまり、劇中におけるマジシャインの変身と残る小津家の変身は似て非なる別物である。
物語開始より15年前、地底世界インフェルシアとの戦いが有った際には当時の5聖者守護隊の活躍により勝利する物の、ライジェルの裏切りによってサンジェルは蛙にされ、ルナジェルも記憶を失って人間界を彷徨う事態になる等、代償は小さく無く、おまけにン・マも完全封印出来ぬまま、今に至るまで監視を続けていた。