表記ゆれ
32bit
32ビットとは2進数で32桁を表し、42億9496万7296通りの数を表現できる。
32ビットCPU
32ビットCPUの定義は曖昧だが、基本的にはデータの処理を32ビット単位で行うもの（レジスタ、演算器が32bit）を指す。32bitCPUのデータバスはメモリアドレスのビット幅が24bit（約16Mバイト）〜32bit（約4Gバイト）である。
32bitCPUは、パソコンにおいて1980年代〜2000年代中盤までの長きにわたって使われた。Intelでは1985年発表の80386から2006年発表の初代Intel Coreまでである。
Macintoshでは1984年の初代MacからPowerPCG4/初期のIntel Macまで32bitである。
ゲーム機では「次世代機」と言われたプレイステーションやセガサターンが32bitCPUを搭載していたほか、ニンテンドウ64もほとんどのゲームタイトルは32ビットモードを利用していた。またその次世代のドリームキャストとゲームキューブも32ビットマシンである。
スマートフォンは初期は32bitCPUを搭載していたが、2013年のiPhone 5Sを皮切りに64bit化した。
32bitCPUは2020年現在も組み込みシステムでは広く使われている。
