概要
自然系悪魔の実の一つであり、体中をマグマに変えたり拳型の火山弾を放つことができる。
能力者は赤犬。
作中では“マグマは火をも焼き尽くす”とされており、同じ火属性であるメラメラの実との実力は上位となっている(温度だけ見ると大抵の場合マグマの方が下なのだが…)。
その火力は鉄や岩盤を瞬時に溶かし、巨大な氷山すら忽ち蒸発させてしまう。この能力により岩盤を溶かし、地中を移動することができる。このことから考えて、マグマ(溶岩)そのものの熱に耐えうるだけの耐熱性も有しているようである(実際、ポートガス・D・エースの火拳を受けてもびくともしなかった)。
また、肉体を遥かに凌駕するほどの量のマグマを生成することが可能で、何万tもの溶岩を降らせることも可能な、まさに自然災害級の火力を有する。
このパワーは青雉の持つヒエヒエの実とも拮抗し、彼らが戦ったパンクハザードでは島そのものが溶岩帯と氷雪気候に分かれてしまい、青雉の片脚を消し飛ばすに至った。
このように作中では能力者が赤犬であった事により、より絶大な能力として描かれているが、自然系の能力も制御は練度(力量)次第とされるため非常に難しく、普通であれば望んだ部位を自然の物質そのものに変化させることさえも一朝一夕ではかなわないとされる。事実、『ONEPIECE magazine vol.10』のモクモクの実の欄にはそのようなことが書かれている。つまり、結局はこの能力も使い手の力量と技術に伴って多く使用幅を広げているからこそ、より強力な使い方ができる程に昇華されたという話である。
備考
三大将の能力の中では唯一名前が劇中で語られておらず、SBSにて名称が判明した。