基礎データ
進化
概要
初登場は第三世代。
小さくて丸くてかわいいピンク色のポケモン。
うさぎのような大きな耳を持つ。
ドットだとわかりにくいが、コントローラーの十字キーのような形の眼をしている。
洞窟暮らしが長く耳が発達しているので、視力はあまり良くないのかもしれない。
ささやきポケモンの名の通り、普段は注意しないと聞こえないくらい小さな声で鳴きかわしている。
が、ひとたび危険を察知すれば一転し、ジェット機のエンジン音に匹敵する大音量で鳴き叫び始める。
鳴き始めると自分で自分の声に驚きさらに激しく騒ぎ出して収拾がつかなくなり、疲れ果てるまで鳴き続けたのちそのまま眠ってしまう。
この大声は敵を怯ませるのに役立っているようだ。
頭痛を起こすほどのひどい大音量だが、ゴニョニョは耳の穴から吸気して大声を出しているので、大きい耳を蓋代わりに耳の穴を閉じてやるとピタリと鳴きやませることができる。
臆病な性格とマスコット的な可愛さで初めて遭ったトレーナーに好感を持たれやすいポケモンだが、レベル20まで育てると……?
ゲームでのゴニョニョ
野生のゴニョニョは主にホウエン地方の「カナシダトンネル」に生息している。
もともと重機でトンネル工事していたのを彼らに配慮して人力に切り替えるなど、大切にされている様子が伺える。
ただし、カナシダトンネルは普通に歩いているとゴニョニョしか出ないため、HPの努力値を稼ぎたいトレーナーによく道場として利用されている。
……なんとも人の業を感じる話である。
ルビー・サファイアのリメイクである「オメガルビー・アルファサファイア」では、新キャラクターのヒガナが「シガナ」というニックネームのゴニョニョを連れている。
娘と呼んで可愛がっているが、この名前には何か秘密があるようで、ポケモンXYのフラエッテのように、ポケモンORASにおける重要なキーキャラクターでもある…
…と思われたが、あまり掘り下げられなかったため、正確な関係は今のところ不明なままである。
ポケモンGO
ポケモンGOでは第三世代のポケモン実装時に他のポケモンらと並んで実装された。
……が、そこまでレアではないはずなのにどうにも出現しないとの声が多いポケモン。
商業地やスポンサーのストップやジム周辺に出やすいらしく、実際傾斜地判定の多い山間部ではまず見ないという。臆病な性格で洞窟に棲んでいるという設定はどうした。
おまけにせっかく出現してもメタモンだったということも……
とはいえ実装当初はそこまで気にする必要はなかった。
この微妙に低い出現率が問題になった理由はたった1つ。このゴニョニョの捕獲が「ジラーチ」入手のためのタスクに設定されているからである。
しかもジラーチタスク実装から暫くの間意図的とも思えるほど出現しなかったためプレイヤーをやきもきさせた。
タスク早期クリアのための攻略法としてはノーマルタイプにブーストがかかる天候の「晴れ時々曇り」の時に探しに出かける、この天候の時にお香を焚いたり、ルアーモジュールを使ってみる、街中へ出てみたり、普段からノーマルポケモンが出やすい場所を押さえておく等。
タスククリアが目的ならハイパーボールやきんのズリのみなども惜しまず投入したい。
ちなみにゴニョニョの巣はないので注意!
ちなみに、やっとのことでゴニョニョを三匹捕まえても、ゴニョニョをアメにしてはいけない。何故なら、その後のタスクに「ドゴームの写真を撮る」というものがあるからだ(とはいえ、捕まえたゴニョニョを進化させたドゴームでなければならないというわけではないので、以前捕まえてリザーブしておいたドゴームが既にいる場合はこの限りではない)。