概要
本名は正代直也。1991年11月5日生、熊本県宇土市出身。
小学校1年生の時に公園で相撲ごっこをして遊んでいたところ、地元の相撲クラブの監督がたまたま見かけたが監督は彼の才能を感じてすぐ声をかけた。
そのまま道場に連れて行かれて入会する羽目になり、高学年頃から大会で好成績を収めるようになり頭角を表す。
熊本農業高校に進学し国体で優勝。
当初は教員を目指し東京農業大学国際食料情報学部国際農業開発学科に進学し相撲も続け、2年生で学生横綱になる。
教育実習で自分が教員に向かないと自覚したことや、豊ノ島に声をかけられたこともありプロ入りを決意し時津風部屋に入門し2016年に新入幕、2017年に関脇昇進。
2020年には貴景勝を破り優勝争いにも加わるほどの活躍を見せ、知名度を急激にあげつつある。
正代卿
実はそんな彼だが趣味は漫画を読むことでもあるオタクでもある。
2020年の秋場所前にはメイドインアビスのアニメをみて感涙し、上記の好調さからスポーツ新聞記者にもそれを語り「泣きました。部屋の力士にも強制的に見せた。みんな、ぼくが泣いたところで泣いていた」と語ったことで世のオタクたちを「これぞかわいがりだろ」と騒然とさせ、「角界のボンドルド」「正代卿」とアダ名された。
原作者のつくしあきひとやナナチ役の井澤詩織の目にも入る事態となったが、つくしがこれをきっかけに大相撲を鑑賞するようになりオタクと大相撲ファンが思わぬところで交流を持つ副次効果も生み出した。