ハリフグアパッチ
はりふぐあぱっち
概要
『仮面ライダーV3』第19話「ハリフグアパッチの魚雷作戦‼」に登場するハリフグ(ハリセンボンの別名)と魚雷の能力を持つ機械合成怪人。
鳴き声は「チゲー」または「チリー」
その使命はバリヤーで覆われたデストロン秘密基地が存在する地図に無い島“デストロン島”を拠点として、竜の子崎沖の領海権をデストロンのものにすることであり、その為の手段として沖へと近づく漁船を『フグ魚雷』を使って次々に撃沈していた。
『フグ魚雷』の性能テストの実験の最中に現場を目撃した正太親子を襲撃し、父親を捕えて魚雷製造のための奴隷にし、近隣地域で泳ぎに来た女性らも襲った。
左肩に設置されている『フグ魚雷』や、全身に生えた神経毒が含まれたトゲを引き抜いて手裏剣のように飛ばして敵を攻撃する。この際に腹を膨らませる特徴がある。
また、全身のトゲを引き抜かずにそのまま敵に体当たりして攻撃することもあるが、自身も傷ついてしまう可能性が高いという欠点を持つ。
正太の父を救出に向かった風見志郎=仮面ライダーV3と対決、立花藤兵衛共々デストロン島と共に沈めようとするも脱出され、最後は『V3きりもみキック』を受け爆散した。
派生作品
『仮面ライダーSPIRITS』ではデストロンの四国制圧作戦に参加する再生怪人として登場。高知を制圧し、攫った人々をこき使ってサタンニウムを採掘させていた。
人々を救うため乗り込んできた風見を他の機械合成怪人と共に迎え撃つ。
V3回転三段キックでナイフアルマジロ・クサリガマテントウ・ヒーターゼミを倒したV3にジシャクイノシシ・プロペラカブトなどと共に襲いかかるが、V3レッドボーンリングで撃破された。
余談
元々この話は、前作の少年ライダー隊の初登場エピソードとして脚本家の滝沢真里氏が書いたがお蔵入りになったものでそちらでの名前はフグアパッチであった。
ちなみにアパッチはカサゴ目の魚として実際に存在する。