「俺とお前は、敵同士。ずっと、そうだったろ?」
概要
CV:三浦祥朗
性別:男性、年齢:23歳、身長:180cm、体重:69kg、戦闘クラス:銃大剣士
『レイズ』の主要オリジナルキャラクター。
イクス達の命を狙う凄腕の戦士で、救世軍のリーダー。
豪快な性格で表情豊かだが、一方で目的達成の為には手段を選ばず、冷徹。
同じ救世軍のメンバーであるファントムとの仲はあまり良くない。
それは、リーダーである自分を差し置いて実権を握っているのと、救世軍の初代リーダー及び創始者であるフリーセルを殺した犯人である為(この事実は11章で知る)。
そのため、裏ではファントムの野望阻止の為に動いており、独自に救世軍が集めた鏡映点達を動かしている。
イクスに対して強い敵意と恨みを見せている、鏡士と鏡映点である歴代キャラしか使えない筈の魔鏡技を使える等、謎がいくつかある。
戦闘スタイル
剣と銃が組み合わさったような特殊な武器で、遠近、斬射、体術まで様々な戦いができ、長い間、戦場で生き抜いてきた風格を見せる。
魔鏡技(歴代の「秘奥義」にあたる必殺技)は「我流皇帝拳」「ファイナリティアレスト」。
以下ネタバレ
実は、彼は人間ではなくイクスとミリーナの幼馴染のフィルことフィリップ・ビクエ・レストンが生み出した鏡精。
カーリャやコーキスと異なり人間と遜色ない見た目なのは、フィルの鏡士としての力量が非常に高い為。行動範囲も非常に広い反面、妖精体にあった鏡映点を感知する能力は失われている。マークが抱いていたイクスへの憎しみは、フィルの中にあるイクスへの複雑な心境が反映されている為であり、本人もこの感情が自分自身のものかフィルのものなのか思い悩んでいる。
フィルを救う為に行動していたが、鏡士の神殿最奥部のビクエの陵にあった二つのフィルの魔鏡を見て、「真実」に気付く。
第二部では救世軍側の人材を殆どアスガルド帝国側に持って行かれてしまったが、残った人材をまとめて活動しており、アスガルド帝国に対抗すべくミリーナたちとは協力関係を築いている。
どこかなよなよしいフィルと違ってリーダーとしてのカリスマ性はあり、実質救世軍をまとめ上げている。ちなみに第三部時点での救世軍の鏡映点メンバーはゼロス、クラトス、アイゼン、シンク、ローエン、バルバトス、ヴィクトル、ダオス(常駐はしていない)、エルレイン、デクス、アリス、サイモンといった個性派揃いであり、それらを上手い具合にコントロールするマークの手腕は見事である。
一方でフィルが生活能力皆無なポンコツであることに加え、ミリーナたちと違って金銭を稼ぐのが得意な人材や組織運営が得意な人材がいない為、救世軍は常に資金難に晒され、帳簿や請求書の整理もマークが自分でやる羽目になっている。アルタミラでのカジノ拠点を得てからは資金面はわりと改善するものの、金遣いの荒いデクスが来てからはまた会計が圧迫されているらしく、比較的会計ができるローエンやヴィクトルに手伝ってもらいながら何とか運営している。
他の鏡精と同じく主人であるフィルの事を大切に思っているが、実質フィルの保護者であり側から見ればフィルをかなり甘やかしている。
配信開始から長らくNPCだったが、2019年4月末のイベント「カジノミッドナイト」で遂にプレイアブルとなった。