アリス(ラタトスクの騎士)
ありす
シルヴァラント解放戦線・ヴァンガードの戦闘班リーダー。
可愛らしい顔に似合わずサディスティックで冷酷。
両親(父が人間、母がエルフ)は彼女が幼い頃にマーテル教会の巡業に出され、道中で魔物に襲われて死亡。
力がなかった事で死亡した両親のようにはなりたくないと思い、それ以来力に固執するようになる。
それからはハイマの孤児院に引き取られたが、ハーフエルフだった為に差別されていた。
基本的には冷酷でありながらも、無実の罪で殺されかけたデクスを救ったり、シルヴァラント出身の老婆を蔑ろにしたマーテル教の司祭を痛めつけ老婆に医者を紹介するなど、弱者には優しい一面もある。
自分に付きまとうデクスを「3K(クサい・キモい・キショい)」と呼んでうざがっている。
それはハーフエルフとして迫害されてきた経緯から彼の心変わりを疑っていたのが原因で、内心では愛している。
しかし、それに気づいたのは皮肉にも、エミルの剣から自身を庇ってデクスが命を落とした後であった。デクスの仇を討たんと彼の武器で斬りかかるも、隙を突かれてマルタの一撃を受け、致命傷を負いながらも先に事切れたデクスの側へと寄り添い、
「アリスちゃんも・・・追いかける・・・から・・・・・・」
愛していたデクスの手を握りしめながら彼の後を追うかのように死亡する。
ちなみにデクスにどれだけ愛されている(付きまとわれている)かというと、秘奥義で「アリスちゃああああああん!」と叫ばれるほどである。
『テイルズオブバーサス』には本編登場はしていないが、予約特典「ドラマチックDVD~ダークヒーロー篇~」に出演を果たしている。
本人は長らく登場していなかったが、デクスは彼女の捜索を条件に、ジェイドの配下のスパイとして帝国の情報を渡していた。
2020年2月のバレンタインイベントで登場し、デクスと共に参戦。
救世軍の部隊を一つ任されていたが、末端の部隊だったためリストと照合されず鏡映点だと認識されていなかった。
部隊の構成員を自身の信者とし、救世軍の各部署にも信者を送り込んでおり、救世軍の掌握とエクスフィアによる自身の力の強化を目論んでいた。
その目論見は最終的にマークやゼロス達に看破され阻止されたが、現状の救世軍が掌握されかかっている現状は変わらず、エクスフィアの代わりに魔鏡技術を提供するのと引き換えに大人しくしていると言う事で手打ちとなった。
その際デクスとも再会しいつもの関係に戻っている。
基本的には冷酷かつサディスティックではあるものの、原作でも見せた一面の通り礼節を持った弱者には優しい一面もある。ちなみに身一つで具現化されてから後ろ盾もないまま、美貌とコミュ力でのし上がっており、その行動力と世渡りの上手さはイクスやマーク達も本性を知って尚舌を巻く程だった。
本作で、トラップバイツ、ハートレスサークル、ファーメント、コンフュージョン、セイントバブル、抗鬱音階、飴と鞭、コンフュージョンパーティ(コンフュージョンの技変化)、抗鬱音階[空中](抗鬱音階の技変化)、ボンバーヒール(飴と鞭の技変化)、フリージングバブル(セイントバブルの技変化)を新術技として習得。
魔鏡技は「レーヴァテイン」「フィンブルヴェト」「メガロマニア」、デクスとのクロスオーバー魔鏡技で「ヴィーダーベレーブング」。