東京都港区に本社を置く日本の運送・物流事業者。略称「日通」。
1937年に戦時統合の一環として特別法により設立され、鉄道貨物輸送と連携して自動車による集荷・配達業務を行っていた全国の通運業者を統合した。
1950年、通常の民間会社として再出発。誕生の経過により、国鉄及び分割民営化時に鉄道貨物事業を承継したJR貨物との関係が残っている。
2009年、日本郵政グループに宅配便事業(「ペリカン便」)のほとんどを経営譲渡したため、対個人でのサービスは影が薄くなったが、現在も法人向け貨物輸送・物流事業においては屈指の規模と実力を持つ。特に運搬に注意を要する美術品、全長25mの新幹線電車、現金、変圧器なども運んでのける。
「貨物を運んでいけない場所、運べない貨物など、あんまりない!」
関連会社
日通商事(プロパンガス事業のブランド名日通プロパンでお馴染み)