曖昧さ回避
1.の概要
型式はA-AF07型。
スポーツカーを思わせるスタイリングの車体に当時クラス最高出力の水冷2ストローク単気筒エンジン(7.2ps/7,000rpm・0.73kgm/7,000rpm)を搭載。
さらに排気特性を変化させるV-TACS(Variable-Torque Amplification Chamber System/可変トルク増幅排気システム)ペダルにより街乗りからサーキット(ワンメイクレースも行われたことも)までパワフルな走りを実現させる韋駄天スクーターとして話題を呼んだ。
2.の概要
型式はPP1型。
軽自動車でありながら当時の最新技術がふんだんに使われた、オープンタイプでMRレイアウトの本格スポーツカーであった。
同年代に販売されていた2人乗り軽スポーツカーである、マツダのオートザムAZ-1とスズキのカプチーノと共に平成ABCトリオと呼ばれた。
座席後部に配置されるE07A型横置エンジンはターボのないNA(自然吸気)仕様であるが、ホンダ独自のシステム「MTREC」により軽自動車としては強力な64馬力を発揮するものであった。
販売終了から約20年後の2015年に、同様の設計コンセプトを受け継いだS660が登場している。