概要
無印の第2話で名前が登場。当時47歳。
本来は姉のキミ子が家元になるはずだったが、舞子の方が霊力が優れていたため、彼女自身が家元を継ぐこととなった。
15年前に発生したDL6号事件こと御剣信弁護士殺害事件において、警察の極秘捜査に協力することになる。しかし、この捜査によって起訴した被告人・灰根高太郎が無罪となり、捜査が失敗に終わったことをある人物がマスコミにリークしたことによって、倉院の里の人々や世間から非難され、幼い娘2人を里に残して失踪してしまった。
失踪から15年以上経ってもなお行方不明だが、真宵によると生きている事は確かなようである。
なお、DL6号事件の真相は御剣信及び他同事件関係者の記事を参照されたし。
関連タグ
綾里千尋:長女
綾里真宵:次女
綾里キミ子:姉
綾里春美:姪
ネタバレ
この先、重大なネタバレがあります!
『逆転裁判3』第5話にて、雪山の霊術道場『葉桜院』を訪れていた素性不明の絵本作家・天流斎エリスの名で登場し、そして殺害されてしまう。享年49歳。
(左側の人物)
姉のキミ子が真宵の殺害を企てている事をゴドーから知らされ、彼や葉桜院あやめと協力してその計画を止めるために葉桜院を訪れていた。
ゴドーが舞子と接触できた理由は、警察が裏で常に彼女をマークしていたためである。
舞子の役目は、キミ子の計画で美柳ちなみを霊媒する事になっていた春美の足止めであり、万が一の時のために刀が仕込まれた杖も用意していた。しかし、奥の院での荒行に挑む真宵の事が心配になった春美がこっそり真宵の様子を見に奥の院へ行くという想定外の事態が起きてしまう。「春美がちなみを霊媒して、真宵を殺す」という最悪の事態を回避するため、止むを得ず春美より先にちなみを霊媒した。
舞子に霊媒されたちなみは彼女の体を借りて真宵に襲い掛かるが、予め奥の院に潜んでいたゴドーによって背後から舞子の刀で刺されて致命傷を負い、体の持ち主である舞子はそのまま命を落としてしまう。
その後、裁判で彼女の素性が公表され、成歩堂龍一らの手によって事件の真相が明らかになると共にキミ子の陰謀に終止符が打たれた。
なお、この時17年ぶりに真宵と再会したのだが、倉院流の名誉を失墜させた自分は娘に会わせる顔が無いとして自分から名乗り出ることはなかった。
しかし、里を出て行った後も舞子は常に娘たちの事を思っており、家元の証として彼女が常に身に着けていた護符の中には、幼き日の千尋と真宵を映した写真が入っていた。
オフィシャルファンブックによれば彼女の描く絵本は読む人にやすらぎを与えるような素晴らしい作品らしく、人から恨みを買うような人物ではなかったようである。本当に娘思いの心優しき人格者だったに違いないだろう。