概要
1971年生まれの東京都出身。日本大学芸術学部映画学科撮影コース卒業後、東映アニメーション入社。
「夢のクレヨン王国」より演出助手を務め「も~っと!おジャ魔女どれみ」第25話で単話演出(五十嵐卓哉が補佐)としてデビュー。以降「おジャ魔女どれみシリーズ」および「明日のナージャ」において作品を支えるサブ演出として関わった。
「冒険王ビィト」シリーズで初のシリーズディレクターを務める。
プリキュアシリーズにおいては「ふたりはプリキュアSplash☆Star」、「Yes!プリキュア5」や「Yes!プリキュア5GOGO!」に演出として参加し、2007年・2008年の「劇場版Yes!プリキュア5」の2作で監督を担当。「ハートキャッチプリキュア!」ではシリーズディレクターを、「スイートプリキュア」には演出で参加している。
その後「ONEPIECEFILMZ」監督や「聖闘士星矢Ω」シリーズディレクターを務めている。
アニメーターの馬越嘉彦とは「ハートキャッチプリキュア!」や「おジャ魔女どれみ」シリーズなどでコンビを組むことが多い。
2011年付近からは非常に多忙となっており、「ONE PIECE FILM Z」→「聖闘士星矢Ω」二期→ハピネスチャージプリキュア!の監督を立て続けに担当、準備期間を考えるとほぼ2作品づつの掛け持ち状態であった。そのためか「聖闘士星矢Ω」73話からは「ONE PIECE FILM Z」で助監督を務めた暮田公平が共にSDを務めている。
主な担当作品
映画監督
テレビアニメシリーズディレクター
長峯達也が担当するプリキュアの特徴
彼が担当した前述の2つのプリキュアには、彼が担当したということが一目瞭然で分かるような特徴がいくつか見られる。
- 変身解除は決まって変身コスチュームが取り払われ変身中の衣装になる(いわゆるアーマーブレイク)という手法が使用される(長峯以外が担当のプリキュアでこの様な変身解除は、全く存在しない)。
- 青キュアは一貫して、よく動くコミカル系キャラ。
- プリキュアの水着シーンについて、「自分の娘の水着姿を衆目に晒すみたいだから」という理由を明確に明かした数少ない監督。『ハートキャッチ』第25話では水着の解禁が予定されていたがこのためお流れとなり、シリーズで解禁されるのは『Go!プリンセスプリキュア』まで待つことになった。