概要
『魔界王子』とは、コミックZERO-SUMにて、2009年12月号から2018年4月号まで連載された漫画。正式名称は『魔界王子 devils and realist』。全15巻。
作画:雪広うたこ、原作:高殿円による。ソロモン72柱がテーマとなっている。
主人公はオカルトなどに全く興味を示さない頭脳明晰な少年。その他、個性的な面子が登場するファンタジー漫画。
テレビアニメが動画工房により制作され2013年7月7日(水)から同年9月までテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、AT-Xなどで放送された。
あらすじ
貴族の子息ウイリアムは偶然悪魔・ダンタリオンを召喚してしまう。
ダンタリオンはウイリアムがソロモンの血を引く選定公であり、魔界の代理王を選ぶ権利があると告げ、自分を選ぶよう要求する。魔界では皇帝ルシファーが休眠状態に入る時期が迫っていることから魔界を統べる代理王を決める必要があり、ダンタリオンは代理王候補のうちの一人であった。
断られたダンタリオンはウイリアムの気を変えるべく、ウイリアムと同じ学校にやってくる。さらに、同じく代理王候補であるシトリーやカミオも現れ、ウイリアムと悪魔達の日常が始まるのだった。
登場人物
主人公と代理王候補
cv:江口拓也
本作の主人公。魔界の代理王を選ぶ権利を持つ選定公で、頭脳明晰のリアリスト。名門貴族トワイニング家の後継ぎだが、叔父が事業に失敗しほぼ無一文状態に。
- ダンタリオン(ダンタリオン=ヒューバー)
cv:寺島拓篤
ソロモン72柱の悪魔のひとりであり、代理王候補のひとり。序列71位の魔界の大公爵で、36の軍団を率いる。人間から悪魔になったネフィリムである。選定公であるウイリアムに選んでもらうため、ウイリアムのいるストラドフォード校に居座ることに。後援者はアシュタロス。
cv:松岡禎丞
ソロモン72柱の悪魔のひとり、シトリーであり、代理王候補のひとり。序列12位の魔界の王子で、60の軍団を率いる。元は天使であったが、叔父のバアルベリトによって堕天させられてしまう。選定公であるウイリアムに選んでもらうため、ウイリアムのいるストラドフォード校に居座ることに。後援者はバアルベリト。
- カミオ(ネイサン=キャクストン)
cv:柿原徹也
ソロモン72柱の悪魔のひとりであり、代理王候補のひとり。序列53位の魔界の大総裁で、30の軍団を率いる。魔王のルシファーと人間の女の間に生まれた「半魔」である。ウイリアムのいるストラドフォード校には500年近く居座っており、総代を務めている。後援者はベルゼビュート。
魔界・天界の人物
- ウリエル(ケヴィン=セシル)
cv:福山潤
トワイニング家の家令。だがその正体は元御前天使で、四大天使のひとり。ストラドフォード校の前の牧師の代理として牧師を務め、ウイリアムの側にいることに。かなりのギャンブル中毒。
cv:三宅淳一
天使。ウリエルの信奉者。
cv:斎賀みつき
ウイリアムの前世とされる、古代イスラエル王ソロモン。父親であるダビデ王に忌み嫌われている。数多くの悪魔を捕まえソロモン72柱を作った。
cv:神谷浩史
天使。ウリエルの上司。
cv:藤原啓治
シトリーの叔父。
cv:小林ゆう
序列15位の悪魔。
その他の人物
cv:高城元気
ウイリアムの友人。
主題歌
オープニングテーマ
「Believe My Dice」
作詞 - hotaru / 作曲・編曲 - eba / 歌 - devils and realist(ウイリアム(江口拓也)、ダンタリオン(寺島拓篤)、シトリー(松岡禎丞)、カミオ(柿原徹也))
エンディングテーマ
「a shadow's love song」
作詞 - hotaru / 作曲・編曲 - eba / 歌 - devils and realist(ウイリアム(江口拓也)、ダンタリオン(寺島拓篤)、シトリー(松岡禎丞)、カミオ(柿原徹也))
関連タグ
カップリングタグ:ダンウイ
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