映画作品(のちOVAシリーズ)『プロジェクトA子』の主人公。
軍隊相手にすら単騎で太刀打ちできる女子力(物理)(怪力)の持ち主。
名字は本来「摩神」だが媒体や設定集によっては「魔神」と書かれる事がある。
CV:伊藤美紀
概要
幼い頃に遭遇した隕石落下による様々なショックで怪力を得てしまったうら若き少女。
本人は非常に心優しい常識人だが、いかんせん、その怪力により様々な意図せぬトラブルを起こし、普通の人々より「同居できない恐怖」とされ、幼い頃より問題児扱いされていた。
最終的には元いた学校より退学を強要されるに至り、本作の舞台であるグラビトン学園に転校してくることになる。
寿詩子(C子)とは幼馴染であり、怪力で周囲から疎外されるA子にとっては、唯一、自分の味方になってくれる(そして自身と周囲の仲立ちをしてくれる)親友……というか、ぶっちゃけ百合ップル。
そのため、のちに詩子に横恋慕したワガママお嬢大徳寺美子(B子)と、自衛のためとはいえ不毛すぎる激突を繰り返すことになる。(実は、このB子とも幼馴染なのだが、幼い頃のA子が毎度の如く怪力のトラブルのために転校していたために、疎遠になっていた)
ちなみに映画版ではドコまでも常識人であり、戦う理由も「筋を通さないB子のワガママを止めるため」なのだが、派生作品(小説版など)では初期設定の名残からC子への独占欲がB子クラスまで強くなっており(そのクセ自分は他の女の子にコナがけをする)喫煙や飲酒も平気で行うなどプレイガールという側面が前面に出され、戦う理由も「C子の奪還」のみになっている。
実は企画当初はあの方の娘だ、という初期設定があったのだが、さすがにヤバいという事で撤回されている。しかし、その名残のためか彼女の両親は日本人離れした容姿であり、父親はデイリー・プラネットの愛読者で、母親はワンダーウーマン風のエプロンの愛好者である。
ただし、米国翻訳吹き替え版では、父の名前はクラークで、母親の名はダイアナと設定されているらしい。それでいいのか現地。
両腕にはめているアームバンドは、実はパワーをセーブするための重りも兼ねており、非常に重い。初期設定では、某養成ギプスのごとき器具を装着して、更にパワーを抑制していた(外す事で、人間離れしたパワーを発揮するというシチュを想定していた様子)。
将来は自身の能力を生かして私立探偵になるらしい。
(設定資料集にて記述。ちなみに、軽いノリの黒人男性を相棒にしており、彼のトークと、自身の怪力とでコンビを組み、結構うまくやっているらしい)
初期設定
「くりいむレモン」時の初期設定では、レズビアンでC子と恋仲なのは同じだが、銃器も用い、しかも超能力まで有しているらしい(具体的にどんな能力かは不明)。
上記の角川から出ていた小説版のA子(レズビアン、C子を独占、他の少女にも手を出す、プレイガール)は、この初期設定のA子に近い。また、R-18作品ゆえに、当然裸での絡みシーンも存在し、裸の設定画も存在していた。
なお、外観は本編のA子とほぼ同じだが、やや顔つきが勝気で鋭く、目つきも少し釣り気味である。
関連タグ
A子:通称