概要
CV:富沢美智恵
寿詩子とは、『プロジェクトA子』のキャラクター。
摩神英子(A子)と親友の女の子で、彼女とは百合の関係にある。
C子は通称。
以前の学校で問題を起こしたA子と共にグラビトン学園に転校してきた。
性格は能天気かつパッパラパー(=バカ)で空気が読めないうえ、料理の腕も壊滅的である。
にもかかわらず、前述通りA子とは百合であり、手作りの弁当をふるまうなど関係も良好。が、転校したグラビトン学園で、学園のアイドルであり大富豪の娘でもある大徳寺美子(B子)に一目惚れされたことにより、C子をめぐる三角関係がはじまることとなった。
家族はおらず一人暮らしだが、実は異星人の姫であり、彼女を探していた宇宙人達に発見されて回収されてしまった。
あまりの能天気さゆえ、当時に付いた二つ名は「アーパーサンフラワー」。
A子の事が大好きで、毎朝A子の家を訪ね、A子とともに通学するのが日課。すぐ泣き、すぐに泣き止む。
一作目では、襲来した異星人たちに対して逃げていたものの(さらわれた際「助けて~、犯されちゃうよ~」などと言っていた)、二作目以降は(姫という立場から)妙に仲良くなった。しかし自分が姫である事の自覚はまったくない。
ちなみに彼女の作る弁当は、見た目は普通だが、一口でも口にするとA子ですら悶絶し気絶するほどの恐るべきメシマズもの。作ったC子本人ですら、口にすると火を吐き気絶してしまった。
ムックなどに記載された設定によると、裕福な老人の養子だったらしいが、その老人も既に死別しているなど、その性格からは想像できないほどの孤独な身の上だったらしい。
設定資料集に記された、本編終了6年後の彼女は、A子らと別れた後に、異星人の宇宙船に入り浸りそのまま住み付いてしまった。そして仕事内容を一切理解しないまま、異星人らの高級売春宿のマダムに就任している。外観は、セクシーな美女に成長している。
原型
「くりいむレモン」時の初期稿では、C子は被虐的な美少女で、本項のC子とは完全に異なる平凡な印象を漂わせている。
名前は「北野詩子」。
外観も異なり、ショートカットで、あまり目立たず、印象も薄め。A子・B子と比べ、完全にごく普通の少女として設定・デザインされている。
若干気が弱い性格で、嗜虐的な(初期稿の)B子に愛玩され、犯されているシーンが絵コンテや原画で書かれている。