ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

11PMの編集履歴

2021-01-24 12:11:46 バージョン

11PM

いれぶんぴーえむ

11PMは、1965年11月からから1990年3月まで日本テレビ系列局(ほか)で放送された伝説の深夜番組。

概要

正式名称は「WIDE SHOW 11PM」。月曜日水曜日金曜日日本テレビが、火曜日木曜日よみうりテレビ製作を手掛けていた。

深夜ワイドショーとして爆発的な人気を誇った番組でもある。


扱うジャンルは様々で、麻雀釣りなどの趣味・娯楽、時事ネタ社会問題を扱った内容も含まれる。

しかし、何よりも注目株はエッチな内容を扱ったものであり、そのことからお色気番組としての認知度が高まった。そのような過激な内容が含まれているため「エロブンPM」・「ワースト番組」・「俗悪番組」などと揶揄されたほか、PTAや世間から批判が飛び出し、秋田放送北日本放送四国放送などがネットを打ち切る事態になった。一方で寺山修司山本直純など文化人からは「雑学的な内容も多いため、最高の娯楽番組である」として高評価されている。

兄弟番組に『TV海賊チャンネル』があったが、こちらは『オールナイトフジ』(フジテレビ)以上のお色気路線を走ったために郵政省や国会でも槍玉に上がり、2年ほどで打ち切られている。


三保敬太郎作曲によるオープニングテーマは「シャバダバ」もしくは「サバダバ」からはじまり、久里洋二が手掛けたアニメーションも当時の時代風景を感じさせるものがある。


2局制作体制になった理由

企画段階では月曜から金曜まで日本テレビが制作を担当することになっていたが、当時日テレでは長時間労働が問題になっており、労働組合が反発した。日テレ側が「日本テレビ制作は月曜・水曜・金曜の3日間とし、よみうりテレビに火曜・木曜の制作を委託する」案を提示し、労働組合が受け入れたことで、2局制作体制になった。

日テレとよみうりテレビの2局による制作体制は『EXテレビ』に引き継がれた。さらに『どんまい!!』→『TVじゃん!!』では中京テレビも制作に加わり、月曜から木曜の分を引き継いだ『ZZZ』では多くの地方局も参加した。その後『夜は別バラ22:54』→『夜は別バラ』→『しんバラ』→『バリューナイト』→『プラチナイト』に引き継がれ、木曜に限りよみうりテレビが担当している。


オイルショックの影響

1974年には第一次オイルショックによる電力節約の一環として放送終了時刻の繰り上げが行われ、日本テレビは1月7日から0時25分終了としたものの、1月14日からよみうりテレビがほかの関西民放3局との取り決めで0時終了となったため、火曜と木曜は0時以降裏送りとなった。オイルショックの状態が緩和されて取り決めが解消され、5月6日からよみうりテレビの放送終了時間が0時25分となり、通常放送となった。


11回忌法要

1999年1111日に放送された一回限りの復活プログラム。1999年が平成11年であったことに加え、番組が終わって10年、人間で言えば11回忌に当たる、ならば、と言うことで、日本テレビ系列全27+3局にて放送されたもの。

わざわざ赤坂プリンスホテルの施設の一つであったロイヤルホールに祭壇をこしらえたうえ、ご丁寧にも「性楽院深夜拾壱開拓居士」の戒名を記した位牌まで用意する始末であった。


関連動画

11PMのテーマ


関連タグ

深夜番組

大橋巨泉 藤本義一

TV海賊チャンネル オールナイトフジ トゥナイト


諏訪道彦(アニメの現場に行く前はこの番組のスタッフだった)


外部リンク

11PM - Wikipedia

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました