プロフィール
誕生日 | 9月3日 |
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年齢 | 18歳 |
身長 | 167cm |
体重 | 53kg |
呪術師としての才能 | 生まれつき完全 |
呪うべきもの | 力無き者全て |
呪いで失敗した事 | 間違えて「誕生呪い」と書いて渡した葛西にどつかれた |
解説
「シックス」の下に集った新しい血族の幹部「五本指」の一人。中指。
五本指の中では最年少で、それ故に精神的に未熟な部分が見られる。
人間の体を体内から溶かす強力な毒薬を主な武器としており、通常は種状のカプセルとして手首のブレスレットに仕込んでおり、対象に直接飛ばして使う。また、DRやテラと同じく怪盗Xの強化細胞を移植しており、胃袋に寄生させた植物の成分により更にそれを活性化させられる。得意分野は暗殺だが、その気になれば街一つを毒殺可能。
顔の紋様は彼岸花の「ARkadia ALkadia」。浮かび上がる位置は右頬。
吾代忍とは旧知の仲。
親の仕事の関係で日本に移住したが、周囲に馴染めなかったためいじめの標的にされた過去を持つ。
居場所を求める過程で火遊びのチームに入り、虚偽の強さと知りつつも不良活動を楽しんでいた。
その過程でチームが早乙女金融の提携先を荒らし、団員に主犯の罪を着せられ都合のいい生贄として扱われるも、吾代が首領を見抜いて制裁。力の優劣を見極める彼に憧れる様にして舎弟を名乗り半年間追従。その頃から吾代に「チー坊」と呼ばれていた(劇中では「チンケでチキンでチビ」と吾代が発言しているが、後述する本名から見るに直接の由来とは別と思われる)。
祖先は、5000年前の古代インドにおいて薬学の祖とされる「呪術師」と呼ばれた者達であり、そのDNAを受け継いだ彼と彼の母親は、植物とそれを用いた薬物の扱いに長けている。
家庭は裕福だが、自分や母親を道具同然に見ており、結果として母親を過労死させた実父を心から憎んでいた。そのため強さに対して強い執着を抱くようになった。
鬱憤が溜まる日々を送る中「シックス」と出会い、「君や君の母親は特別な存在だが、父親は君たちの力目当てですり寄ってきた寄生生物」と吹き込まれる。母から教わった毒草の知識(混ぜてはいけない組み合わせ)で実父を殺害した後、吾代の元を離れた。
日本を離れたのが本編の5年前にあたるため、当時の年齢は推定13歳前後。
ネウロの指示で彼の素性を探っていた弥子・吾代・笹塚が、嘗ての彼と僅かながら接点があった本城二三男と共に、本城が5年前に拠点としていた湿地帯に向かったところを突撃。
吾代に瀕死の重傷を負わせ一同を危機に追い込むも、電話でネウロの指示を受けた吾代の挑発によって大量の力を使うように仕向けられ、その隙にブレスレットを掠め取られ傷口から薬品を一気に注入される。
悶絶するも力への渇望で自我を保ち、残った力で右目に鋭器と化した根を生やして吾代を刺し殺そうとするも、「強大な力を貰ったとしても使うこと自体は楽しくない、たった半年でもデキの悪い友人(ツレ)とつるんでた方が楽しかった」という吾代の説得が通じたらしく、任務続行不可と判断、根を自らの脳に突き刺し機密保持のために自決した。
「強いって… 疲れるね 忍クン」
彼の最期の言葉は、吾代に(彼が初めて「新しい血族」と接触したこともあり)「『新しい血族』は本当に存在するのか」という疑問を投げ掛けることになった。
血族としての名前の由来は、母の国の言葉(サンスクリット語)で「勝利」を意味する「ヴィジャヤ(Vijaya)」から。
本名はChandra=Aska=Rjunawala(チャンドラ・アスカ・ルジュナワラ)。「チー坊」の由来も本名のチャンドラからだと思われる。