概要
演:手嶋ゆか
「ZECT」に所属するゼクトルーパー訓練生。年齢18歳。
左手の指輪に仕込んだワイヤーでの攻撃を得意とし、単なる拘束の他、ゼクトルーパーの装備であるマシンガンアームや金網の切断までやってのける。
幼い頃に渋谷隕石の災害により孤児となっていた所をZECTに拾われ、ZECTの過酷な戦闘訓練に耐えぬくため戦士として感情を抑えクールに徹することを叩き込まれてきた。
ある事情からZECTエリア司令官となった天道総司に、戦闘技能を見出だされて彼の副官に任命される。
しかしその実態は三島正人配下のスパイであり、抹殺の密命を受けて天道の動向を彼に逐一報告していた。
あの三島の配下ということもあって7年間まともな食事をとっておらず、食事は乾飯で済ませ、「美味さとは罪。戦士としての崇高な精神を堕落させる」を信条としていた。(天道は三島の教えと推測している)
しかし天道には三島の配下であることは見抜かれており、彼の料理を目の前にして食への欲求が抑えきれなくなった後、「ハイパーゼクターの存在を知った天道を始末しろ」という三島の命令で天道邸へ抹殺に出向いたところを「お前の喜ぶ顔がもう一度見たかった」とオムライスを振る舞われる。結果「一宿一飯の恩義」を返すべく三島を裏切り、天道に弟子入りした。
当初は殺伐としたストイックな面が目立っていたが、本来の彼女は年相応に明るく人懐っこい。
加えてかなりの天然で、上記の弟子入りでは、ザビーゼクターを手に入れるために天道と親睦を深めようとする影山とバイト入りを巡って対決、カレイの煮付けの出来を競うが聞き間違えで「カレーに漬け物」を作ってしまうというドジな面も見せている。なおこの際天道は試食しようとするも、彼女の7年のブランク故か本能的にスプーンがカレーを掬うことを拒否していた。
(一方影山は名店の料理を取り寄せるという姑息な方法がバレて失格となった)
最終回では岬と共に最終決戦を終えた天道に駆け寄り抱きつくというヒロインっぷりを見せる。
聞き間違えで作った料理一覧
カレイの煮付け→カレーに漬物
芋の煮っ転がし→芋の2個転がし
キンピラごぼう→金ピカごぼう
ちらし寿司→ちらり寿司