概要
2012年春に発売された液状の猫用おやつ。正式名称はCIAOちゅ〜る。
pixivでは2020年4月現在、「ちゅーる」「ちゅ~る」名義でのタグ登録が殆ど。
主にツナ缶や農水産系の缶詰、パウチ食品で知られる、いなば食品株式会社のペットフード部門の『いなばペットフード株式会社』が開発・製造・販売をおこなっている。
缶詰事業に強いのでもちろん定番の猫缶もあり、ドライフード商品なども販売している。
ちゅーるはその「いなば」の展開する、キャットフードの「CIAO」シリーズの一種である。
主に真っ白い長毛種の猫がイメージキャラクターとなり、真顔で正面を見ているパッケージが特徴(稀に違う猫のパッケージもある)。単体で見ると大した事は無いが「CIAO」及び「ちゅーる」の製品は種類も豊富でペットフードを取り扱う店で「CIAO」コーナーに行くと同じ顔が並んでいる数の暴力的な圧巻っぷりに人によってはSAN値を削られる。
犬用ちゅーるも実は存在しているが「CIAO」はあくまで猫用なので正式名称はもちろん原材料も異なる(「いなばちゅ~る」、「いなばWanちゅ~る」など)
細長いパウチから液状のエサを絞り出す斬新さが特徴である。
しかし、その真の恐ろしさは猫の異常なまでの食いつきのよさである。
猫がなにかヤベーやつをキメたかのようにちゅーるをprprしまくる様に各地の愛猫家は次々にその様子を動画投稿。2016年には投稿動画のみでCMが作られる程の盛り上がりを呈した。
安全性
あまりに猫まっしぐらすぎて「何か悪い物質が入っているのではないか」「塩分濃度が高いのではないか」「マタタビが入りではないか」など疑念を抱く人もいるが、過去に行われた雑誌社と獣医師のによる第三者調査では問題ない結果が出ているので陰謀論は程々に。
特に、海外では成分内の緑茶エキスが気味悪がられたりするが、これは胃を整えるためのものでカフェインがどうとかではない。
もちろん、用法用量を守らない場合はその限りではない。製品パッケージ曰く「1日4本を目安に」、上記のリンク先曰く「一日2本、食べた分だけ主食は減らす」とのこと。
食べすぎはダメ。ゼッタイ。
とはいえ、健康に良かろうが悪かろうがちゅーるキマるネコ続出もまた事実。
海外では猫用コカイン(KittyCrack)と言う身も蓋もない渾名が付いている。
全盛期のチュール伝説
- 不機嫌なネコが飼い主の「ちゅーる」という言葉を聞いたとたんに、態度を豹変させる。
- 「PeTeMoアネックス熱田店」にCIAOちゅ~るの専門売場が存在する。
- 猫科の猛獣であるライオンやトラなら大丈夫だと思ったら見事にキマった。
- 2匹のネコが顔を寄せ合って舐める。
- ネコが自分の手でちゅーるを抱える。
- ネコが立ち上がってちゅーるを舐める。
etc...(追記大募集
関連イラスト
二次元のネコ系獣人にちゅーるをキメさせるイラスト多数。
各国語版「ちゅ~るしよ!」(CMソング)
CMのアレ、いわゆる探してたあの曲。日本語はもちろん、外国語版が複数存在する。
日本語版
第1弾
第2弾
英語ver
中国語繁体字ver
中国語簡体字ver
韓国語ver
タイ語ver
関連タグ・外部リンク
公式サイト:https://www.ciao-churu.fun/
スペースキャット:真顔の猫繋がり。
ムーンシュガー:Bethesda社開発のRPG「TES」シリーズのネコ獣人「カジート」が好む砂糖(≒ねこのおやつ)。こちらはガチでダメ。ゼッタイ。な成分が含まれている。カジート自身は耐性があり、宗教上合法なので普通に調味料として常用しているが、精製してゴニョゴニョを作り他種族に売りさばく者も多いため差別の一因になっている。なおBethesda社お得意の全方位喧嘩叩き売りではなくこちらが先である(精製済の方でも10年前)。