「君たちがいつも宇宙に呼びかけている言葉を私にもどうだ?ようこそ!地球へ」
データ
- 身長:ミクロ~51m(巨大化時357m)
- 体重:0.1g~3万9千t(巨大化時27万9千t)
- 別名:超科学星人
- 出身地:バルタン星
- 演/声:尾崎右宗
概要
第33話「ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学」
第34話「ようこそ!地球へ 後編 さらばバルタン星人」に登場。
核戦争によって荒廃した母星に変わる新しい惑星を手に入れるためならば侵略も辞さないという超過激派のバルタン星人。
外見は初代バルタン星人に似ているが、ダークの名の通り少々黒ずんでいる。また、初代とは異なり、本作のバルタン星人は元々は地球人と極めてよく似た姿をしていたが、度重なる核戦争によって今の姿に進化したと言われている。
新たな母星候補に地球を選び、「地球を汚しつくしたら次は月や火星を我が物にしようとする宇宙の侵略者」こと地球人類から地球と宇宙を守るという言葉を大義名分に、地球攻撃を開始した。
バルタン星の超科学を利用した様々な能力を持っており、手始めに「挨拶代わり」と称して重力操作攻撃「グラビティフォール」で街を大混乱させ、鋏から発射する怪光線「ヒートブラスター」や相手を拘束するリング状の光線、357mにまで超巨大化し、踏み潰す「ギガンティックプレス」、光線技を跳ね返すスペルゲン反射鏡を胸に装備し、クローン技術を応用した分身や自己再生能力、鋏に敵の攻撃を蓄積して撃ち返す能力といった力を使用し、ウルトラマンマックスを一度はエネルギー切れに追い込み圧勝した。
本人曰く、「バルタンの科学はウルトラの星の科学を超える」とのこと。バルタン星の科学には相当なまでの自信を持っているようで、やたらと自分の能力を自慢する。
2回目の戦いでも大量の分身を出現させ、これに対抗して同じく大量の分身を生み出したマックスとの大乱戦においてもギャラクシーカノンを跳ね返すなど終始優位に立っていたが、タイニーバルタン達が古代バルタン星の銅鐸が奏でる「和みの音」を聞かせたため元の優しい心が戻り戦意を喪失。
ダテ博士の開発したDASHの新兵器「メタモルフォーザー」で本来の姿に戻り、タイニーバルタンと共に地球を去った。
様々な能力を使用してマックスを敗北させ、ブーストがかかった二度目の戦闘でも圧倒していた(恐らくタイニーバルタンの援護がなければ敗北していた)ことから歴代最強のバルタン星人とも言われている。
この後、バルタン星人が敵として描かれたエピソードは、現在の時点では制作されていない。
アーケードゲーム
大怪獣バトル
NEOより参戦。『マックス』初出の怪獣では唯一の参戦である。
必殺技は「グラビティフォール」「ギガンティックプレス」「ヒートブラスター」の3つ。
ウルトラマンフュージョンファイト!
こちらも『マックス』初出の怪獣では唯一の参戦。
初代と異なりオーブクリスタルつきのカードはなく育成は不可能。
しかしカプセルユーゴー2弾にて再登場。こちらのカードはウルトラカプセルの育成効果を受けられる(ちなみに初代にもカプセルユーゴー弾対応のカードはあるが、こちらはカプセルユーゴー3弾になるまではカプセルユーゴーウエハースの付録でしか手に入らない)。
本作での属性は「風」。
まさかの再登場?
ウルトラマンネオスが登場したことで話題になった台湾のロックバンド『Mayday』のMVだが、円谷公式ホームページによれば今回登場したバルタン星人はダークバルタンだったとのこと。
今回のMVに登場したバルタンは声が初代とは違い、スペルゲン反射鏡を装備していたため一部の視聴者からは「これってダークバルタンじゃない?」とは言われてはいたものの、公式ホームページでの明言には驚きの声も多かった様子。
今回のMVに登場したダークバルタンはネオスに倒されているもののかなり苦戦させており、公式ホームページに記載されている通りの強敵には間違いないと言える。
余談
頭部の電飾は初代のスーツのものを再現したもの。電源の位置のみ頭部から背中に変更している。
分身したバルタン星人が空を埋め尽くす様は、飯島敏宏が40年間温めていたイメージだった。また、当初制作されたCGではバルタン星人は10体程度だったが、飯島の指示により大幅に増やされた。
2021年にyoutube公式チャンネルにて登場エピソードが配信された際は、奇しくも前週に『ウルトラマン80』第45話「バルタン星人の限りなきチャレンジ魂」が配信されており、3週連続でバルタン星人がyoutubeに登場する事になった。
関連項目
バルタン星人 ウルトラマンマックス ウルトラ怪獣 タイニーバルタン