「"人の持つ可能性"やら、見せてもらおうか…!」
概要
格闘スタイル | 操空拳 |
---|---|
誕生日 | 不明 |
身長 | 206cm |
体重 | 97kg |
血液型 | ??? |
出身地 | ??? |
趣味 | 株 |
大切なもの | 勝利の栄光 |
好きな食べ物 | プロシュート・クルード(生ハム) |
嫌いなもの | 愚か者 |
得意スポーツ | 特に無し |
cv | スパイシー八木 |
KOFXIのラスボスであり、オロチと対を成す地球意思である『遥けし地より出る者達』の一柱。
前回に行動を起こした同胞である無界と牡丹の活動を引き継ぎ、自身も同胞である紫苑とともに、復活して現世に転生しているであろうオロチを呼び覚ますために行動していたようである。(推察なのは、公式から詳しい解説が無いため)
性格は、武人気質で剛健な無界とは真逆で、非常に尊大で傲慢。人間をかなり見下しており、共感や憐れみといった感情はほとんど持ち合わせていない。それどころか、行動を共にしていた紫苑すら、彼が敗北して自身たちの目的を明かそうとしたのを見て捨て駒扱いするという、非道な一面を見せている。…というか、そもそも身内からの信用も薄かったらしく、紫苑に対して「裏切るなよ」とわざわざ釘をさしていた。
趣味の株は『株取引き』のことらしく、儲けていたか否かは別として、意外と人間社会での生活には順応していたようである。
外見
普段は白髪・白スーツのイケメン紳士なのだが、本気になると全身がピンク色に変色し、眼が魚類か何かのように肥大化し、真っ青に変色するという、格ゲー史上まれにみるキモ…もとい奇抜な容姿になる。
これが
↓
能力
操空拳という謎の拳法を使う。
どうやら次元や空間を操作する力を用いた戦術らしく、その能力を用いて異次元や亜空間への移動、空間の歪曲も可能のようである。
キャラクター性能
基本モーションはゆったりとしており、あまり素早い行動はできない。
その一方で攻撃面は非常にウザい。ファンからは「KOF史上最悪にウザいラスボス」とまでいわれる。
真っ当な格ゲーのKOFにありながら、ほぼひとり「幻想郷からやってきました」といわんばかりに飛び道具で弾幕を張る遠距離主体のキャラ。
特に全画面・削り判定(防御しても受ける微量のダメージ)が1割近いというリーダー超必『ユニバース・ディストーション』は、プレイヤーの眼にも耳にも精神にもかなりのストレスを蓄積させるウザさを誇る。
またワープ技による瞬間移動も使えるため、頑張って壁際に追い詰めても油断した隙にさっさと逃げられてしまう。
その一方で、プレイヤー操作が可能な隠しキャラでもあるのだが、プレイヤー向けのマイナー調整の結果、かなり微妙な強さしか発揮できないという。具体的には通常攻撃が弱パンチ以外使い勝手が悪い、移動が遅いなど。
ボス性能でCPU特有の超反応あってこそ、先述したような凶悪っぷりが発揮されていたことが如実に分かった典型例でもある。
ちなみにCPU戦では、コンフィグを弄ってゲジマユ(常にゲージMAX状態)にして『ユニバース・ディストーション』をボタン1個で出せるようにすると、これを連発するだけで非常に簡単にクリア出来てしまえる(どこでも判定を持つ上、ダウン中の相手にもヒットさせることが出来るため)。
『ワキガ』とかいわない
奇抜な見た目、奇抜な性能、そして外道な性格と三拍子そろった結果、KOFキャラ屈指の嫌われ者になってしまった。
一応「さん」づけで呼ぶファンも多いが、これは無界さんと違って物語中に紫苑が「禍忌さん」と呼んでいたものに倣っている部分が大きい。
その末路も、始末したはずの手駒に後ろから刺されるというフォローのしようもないもので、前作の無界さんとは明らかに扱い方がちがっている。この点についてはスタッフから「(キャラ・性能ともに)わざと嫌われるように設定した」と言及されているあたり、しょうがないと言えばそれまでなのだが…。
ついでに彼のもう一つの代名詞が『ワキガ』。
ネタ元は、彼のリーダー超秘である『ユニバース・ディストーション』の見た目とモーションで、伸びをするような動作に両脇を開くモーション、目に悪いにもほどがあるチカチカと光る攻撃のエフェクト、そしてなにより、攻撃時に入る「次元の顎(アギト)に引き裂かれよ!」というカッコいい台詞が、効果音のせいで丸つぶれになり、「臭さ嗅げよ!」だの「臭がれよ!」だの酷い空耳に聞こえてくる。
結果、この攻撃事態が空間を捻じ曲げる攻撃ではなく、「禍忌さんのワキガ攻撃」だの「禍忌さんのワキガで空間が捻じ曲がってる」だの、ひどい言われ方をしている…。
まぁ、それでも彼にはちゃんとしたファンがついている分、まだマシなのかもしれない。