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今ここで限界を超えろ

プロフィール

本名ヤミ・スケヒロ (夜見介大)
年齢28歳
身長183cm
等級大魔法騎士
魔法属性
所属灰色の幻鹿黒の暴牛団長
出身地日ノ国
誕生日9月17日
血液型O型
好きなものタバコ、威圧、面白いヤツ
CV諏訪部順一

概要

クローバー王国魔法騎士団の一つで、荒くれ者揃いの落ちこぼれ集団「黒の暴牛」を統率する団長。その名の通り闇魔法の使い手

人気投票では、4年連続で主人公・アスタに次ぐ2位を取っている。この人気もあってかPS4ソフト『カルテットナイツ』では事実上の主役待遇となっている。

人物

いつも眠たげな眼をした筋骨隆々の男。

後述の戦闘スタイルからとても魔導士とは思えないほど体が鍛えられており、アスタをさらに超える筋肉を持ち、アスタを片手で遠くにぶん投げたり、石造りの壁を素手で粉砕することが出来る。

ヘビースモーカーでほとんどの場面で煙草をくわえている。

ちなみに箒にはヤンキー座りで乗って飛ぶ。

初見のアスタからは「人殺しの目」と称される程に人相が悪く、その場のノリで活動方針を定める程に適当な性格。

ギャンブル好きだが決して強い方とは言えないため、大負けして身ぐるみを剥がされることも珍しくない。

一方で部下の面倒見が良く、様々な理由で他の団から拒絶された団員たちを積極的に迎え入れており、団員たちからも厚い信頼を得ている。

部下の能力を見極める能力にも長け、口癖である「ここで限界を超えろ」も団員たちの力を信じるが故である。

この指導力の高さはアスタやノエルの成長にも影響を与えている。

ただし、指導内容自体はスパルタを通り越した文字通りの無茶振りがほとんどである。

こうした無茶ぶりは部下に強制させるだけでなく自らも実践しており、アスタ達の窮地を幾度となく救っている。

来歴

過去

元々は日ノ国という外国の出身。実家が漁師で、幼少の時から漁に出ていたが、その途中で船が難破し、クローバー王国に漂着。

故郷に帰れず、人種や文化の違いから「異邦人」と蔑まれることになるも、持ち前の腕っぷしと魔法の才能でそれらをねじ伏せ、14歳にして盗賊の頭になっていた。

魔導書を持たない状態で並の大人すら叩きのめす実力を有していたことに多少慢心していたが、親しくなったある女性を救えなかったという挫折を経験したことから盗賊を廃業。さらなる力を求めて修行を再開し、15歳のときに魔導書を授かる(ゲーム版『カルテットナイツ』での出来事)。

それから間もなく、自身の評判を耳にしたユリウスに勧誘されて魔法騎士団に入り、彼が団長を務める「灰色の幻鹿」に所属。その後「黒の暴牛」を立ち上げ団長に就任したことから、異端の大魔法騎士と呼ばれるようになる。

スペード王国との戦い

アスタ達がハート王国での半年に渡る修業後、漆黒の三極性の一人ダンテ・ゾグラティスが黒の暴牛を襲撃し、アスタが止めを刺されそうになった所で再登場。

ヤミ自身も半年に渡って修行を重ねてきた事もあって、ダンテの重力魔法を掻き消して互角以上にやり合うばかりか、新技の「闇纏・居合切り」で一度は切り捨てて見せるも、ダンテ本来の魔法である肉体魔法で復活を許してしまう。

ダンテが全力つまり悪魔の力80%を解放した辺りで一転して戦況が苦しくなるも、部下が限界を超えようと奮起して戦っているのに自分が出来ないわけにいかないと自らを奮い立たせ、これも新技「死突」でダンテの身体の大半を抉り取る。

しかし、ダンテが更なるパワーアップを見せた事で更に状況が悪化してしまう。それもヤミ自身、アスタがいないと勝てないと悟るほどに不味いものであった。そしてヤミはアスタに語る。

「オマエがいねぇと勝てねぇぞ アスタ」

それを聞いたアスタは奮起してヤミの横に並び立ち、共にダンテへ立ち向かう。

アスタの反魔法とヤミの魔法、共に冥域の魔法を持ってダンテに挑んでいき、そんなデッドヒートの中でもフィンラルが「楽しそうに見える」と思うほどに激しくも活き活きと渡り合っていく。最後はアスタの渾身の一撃でダンテに止めの一太刀を浴びせ、遂に勝利をもぎ取る。

倒れそうになるアスタを抱え、「よくやった」と心から労った。気絶しているダンテに拘束魔法で拘束しようとしたその刹那・・・

アスタ達は何かの鈍い音を感じ振り返るとそこには、

漆黒の三極性の一人ゼノン・ゾグラティスの不意打ちで囚われたヤミの姿だった

ゼノンはダンテが中々返ってこない事と魔力の乱れを感じて自ら赴いてきたのだった。

ヤミもダンテを倒すためにほとんどの体力と魔力を消耗したせいで抵抗するにもできない状態で呆気なく拘束されてしまった。

クリフォトの樹の完成に必要なヤミが連れて行かれれば、世界が終わる事をしっていた黒の暴牛団員達は必至で抵抗してヤミを取り返そうと試みるも、簡単に止められてしまう。

アスタも悪魔の力を行使しすぎて一歩も動けず、ゼノンによってスペード王国に拉致されようとするヤミは、今まで見せた事の無かった哀しくも仲間に全てを託すかのような表情を仲間たちに向けて、連れ去られてしまった。

人間関係

  • 黒の暴牛団員

自身が興味を抱いて勧誘した面々。特別待遇はせず日頃の扱いもぞんざいだが、互いに強い信頼関係で結ばれている。

自身を魔法騎士団に引き込んだ恩人。「ユリウスの旦那」と呼び、深い恩と敬意を感じている。

「灰色の幻鹿」時代の同期。特別親しくはないものの、同時期に団長として独立したなどの縁から友情らしきものを感じている。

自身の気まぐれが原因で彼女を呪いから解き放ったことにより、好意を抱かれている。ただし、シャーロットが奥手で本心を言えないこともあってその想いに気付いておらず、デリカシーに欠ける発言をしては突っぱねられている。しかし、エルフ転生の事件後は、(仕事がメインとは言え、)一緒に食事に行ったりと少しずつ縮まっている。

身分差別をしないため、団長の中でも比較的仲が良く、彼が白夜の魔眼の罠にかかり昏睡状態になった後も定期的にお見舞いに行ったりしていた。

ヤミが初めてリヒトと交戦した時も「卑怯な手でも使わないと勝てなかったんだろ。」と怒りを見せていた。

良く口喧嘩しているものの、互いの実力は認め合っており緊急時では見事なコンビネーションを見せる。

魔法

闇魔法の使い手。魔法自体が引力に似た性質を持つ。一方でスピード自体がほぼ無いに等しいため、その欠点を補うために日本刀による斬撃と後述の「氣」を組み合わせた「魔法剣士」と呼ばれる戦法を取る。

「鍛え抜かれた肉体がなければ戦闘が成り立たない」という点では、奇しくも団員のアスタと共通するところがある(ただし、ヤミの場合は身体強化魔法も併用しているらしい)。

リヒトの光魔法に対して非常に相性が良く「天敵」と評された他、数少ない悪魔に対してトドメを刺す事ができる「冥域」の力を持っている。

使用魔法

「闇纏・無明斬り」(やみまとい・むみょうぎり)

闇を纏わせた飛ぶ斬撃を繰り出す。

手加減する際は「闇纏・無明峰打ち」(やみまとい・むみょうみねうち)になる。

「闇繭」(やみまゆ)

自分や他者の周りに闇の結界を作り防御する。

「闇纏・黒刃」(やみまとい・くろば)

闇で黒い刃を作り出しリーチを伸ばす。刀が破損した際にも折れた長さを補助できる。

「黒穴」(くろあな)

闇の穴を出現させて相手の魔法を吸収して防ぐ。

効果範囲が狭いため、物理的に防げない場合や即座にカウンターが取れる場合にしか使わない。

「闇のけばく」

縄状の闇で相手を縛る拘束魔法。原作では使用前に妨害されたが、アニメ版では披露された。

「闇纏・次元斬り」(やみまとい・じげんぎり)

海底神殿編において部下たちの窮地を前に限界を超えて習得した魔法。

「闇纏・無明斬り」の進化版で、相手を空間もろともに一刀両断する。

「闇纏・次元斬り 彼岸」(やみまとい・じげんぎり ひがん)

「闇纏・次元斬り」の更なる強化版。

影の王宮編にて土壇場で至った「マナゾーン」によって繰り出した。

シャーロットの意識を乗っ取ったエルフ・シャルラのサポートによって、目視できない程の遥か遠くから言霊の悪魔に斬撃を届かせた。

「黒月」(くろつき)

「マナゾーン」による「黒穴」の強化版。

真っ黒な満月のような球体を作り出し、一定の領域内において敵の魔法を無効化する。

作中では悪魔の力で強化されたダンテの重力魔法をかき消して見せた。

「闇纏・居合斬り」(やみまとい・いあいぎり)

「黒月」の効果範囲を凝縮し、近づく敵を自身に引き寄せて居合の一閃を放つ。

領域に入れば、相手はヤミに強制的に引き寄せられるため、絶対に外れない

「死突」(しとつ)

マナゾーンにより刀身に凝縮した闇を更に超凝縮して突きを放つ。

その威力は、悪魔の力を80%まで解放したダンテの身体を半分以上抉り取ったほど。

氣を読む力

第六感で感知する「」と呼ばれる万物の呼吸。これを読むことで相手の動きを読むだけでなく、落石と言った不意の事故にも対処できる。

精度はかなり高く、攻撃の殆どが光速のリヒトの光魔法にも難なく対処可能。

関連動画

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