風間飛鳥
かざまあすか
概要
『鉄拳5』から登場したキャラクター。『鉄拳』シリーズの主人公・風間仁の従妹。
風間準の後継キャラクターとして登場し、『鉄拳タッグトーナメント』(以下『鉄拳TT』)以降
不在であった風間流古武術という独自の格闘技を使用する。
それまで風間準を使用していたプレイヤーからだけでなく、多くのプレイヤーに受け入れられた。
今では鉄拳の全キャラクターの中でも大変な人気を誇っている。
風間仁とは、従兄妹関係にあるが、劇中では特に接触する場面もなく、お互いに面識がない模様である。
元々この設定は『鉄拳TT』のラスボスであるアンノウンに用いられはずだった。
しかし、結局この案はボツとなり飛鳥に採用される運びとなった。
『鉄拳5』の時点で17歳。
略歴
飛鳥は物心つく前から父親に風間流古武術を叩き込まれた。そんな飛鳥は持ち前の正義感から揉め事を見つけると
乱入する"おせっかいな喧嘩仲裁屋"として、地元大阪ではちょっとは名の知れた存在だった。
(プロローグ)
ある日帰宅して見ると、道場の門下生達が沈痛な面持ちで飛鳥を迎えた。
聞くと中国人らしき男が道場に現れて父を倒し、父はそのまま病院に運ばれたという。
数日後、事情聴取に訪れた香港国際警察官の刑事・雷武龍(レイ・ウーロン)から
「男はThe king of iron fist tournament 5に出場するだろう」と聞き、
自ら出場することを決めた。
(鉄拳5)
父を病院送りにした馮威(フェン・ウェイ)を倒すべくに参加した飛鳥であったが、
結局馮の姿を見つける事は出来なかった。
同じくを追っていた雷も香港に戻ってしまった為、すっきりしないものの次第に普段の生活に戻っていった。
しかし平和な日々は世界を巻き込む戦争により、もろくも崩れ去ってしまう。
その元凶とされる三島財閥頭首・風間仁が、実は自分の親戚であると知った飛鳥は、仁をしばく為
「The king of iron fist tournament6」に参加するのであった。
(鉄拳6)
容姿
活発的な雰囲気を持った女子高生。髪型はボーイッシュな外ハネしたショートカットで、
前髪を右側に分けている。
2Pコスチューム
ノースリーブに短パンのつなぎを着用している。腰にはベルトを巻いている。
つなぎの胸元は開いており、中にはVネックの青いシャツを着ている。
また丈は短くへそ出しのようになっている。
彼女は鉄拳5のOPで自転車だけで通天閣の上に登り、しかもそこから自転車で降りたという無茶をやらかしているが、
その並外れた度胸と行動力をあらわすコスチュームといえる。
3Pコスチューム
女子高生なだけに学生服姿をしている。
半袖に丈の短いミニスカを着用しており、上着にクリーム色のニットベストを着ている。
なお、鉄拳6ではカスタマイズの仕様上、制服さえ購入すれば1P、2Pのコスチューム両方を制服にできる。
ゲーム上の特徴
独特の動きをようするテクニカルな中級者~上級者向けキャラクター。
攻撃スピードは全体的には速くないが、慣れない者からすれば非常に行動パタンが
読みづらく、対処できない相手を攻め立てていく。
特にカウンターヒットでの「雅~香月」からの空中コンボは、優秀である。
また隠し技として「ナニワアルティメットタックル」という技があり、
内容はタックルで相手を倒した後、マウントポジションとなり罵詈雑言を浴びせながら
連続して張り手を与える、というキャラクター性を表した技が用意されている。