いろは宮静
いろはぐうしずか
「わらわの名は静と申す。今は自ら打ちしこの聖剣、いろは宮静に魂を宿しております」
概要
CV:小山茉美
『天外魔境Ⅱ』に登場するキャラクター。
千年前に根の一族と戦った火の一族の勇者。『火刃の女王』の異名を持つ。盲目の女戦士。烏帽子をかぶり、白拍子のような恰好をした女性。盲目ゆえに、常に敵の懐に飛び込む捨て身の戦法で活路を見出してきた。一人称は「わらわ」で、話し方からお嬢様のような高貴な雰囲気を漂わせている。
因幡にいる『宿木』の巻物をくれる天狗は、静のことを『静姫』と呼んでいて、静は目がかなり悪くて、どこを見ているのか分からないところがかえって神秘的で美しかったことや、目の障害を克服するために独特の剣法や術を数多く編み出したことが聞ける。
千年前の戦いでは、女彦、松虫、義経と4人がかりで因幡の国にある砂神城を攻め落としたが、呪いで蜘蛛の姿に変えられてしまった。その後、因幡の国では功績を称えられて四神として祀られている。
現在は魂となり、『聖剣・いろは宮静』に宿っている。『聖剣・いろは宮静』は石見国の暗闇城攻略後に入手でき、卍丸に『奥義・静乱斬』を授けた。
ちなみに『いろは宮』とは吉備国の火刃村にある場所で、静はそこで自分の聖剣を打った。
エンディングではマリの力によって他の仲間たちと一緒に生き返り、卍丸の背後のモブたちにまじって登場している。
盲目という設定は変わらないが、外見のデザインが大幅に変わっている。
火刃村出身の女性。生まれながらの盲目。優しく博愛の精神にあふれた性格。親を失った戦災孤児たちを引き取って面倒を見ている。
根の侵攻が激化するにともない、慣れ親しんだ火刃村から人里離れた山の麓に移り住むが、孤児たちが生活していた屋敷が千倍慈愛拳に襲撃されて、孤児たちは千倍慈愛拳に虐殺されてしまう。この事件がきっかけで、静は剣の腕を磨き、火の戦士へと成長した。戦場では神速の「静乱斬」の使い手として名を馳せる。