火の勇者
ひのゆうしゃ
『天外魔境Ⅱ』に登場するキャラクターたち。火の一族の勇者を示す。
戦国卍丸も火の勇者と呼ばれるが、二次創作では、千年前に存在した以下の7人の火の一族の勇者たちを示していることが多い。
詳細は各項目を参照のこと。
彼らが創り出した聖剣は暗黒ランを斬るために必要な重要なアイテムである。
ちなみに聖剣の名前は、剣を打った鍛冶場のある場所と、剣を打った戦士の名が合わさっている。そのため、厳密にはそれぞれの実名は下部のみ(紅丸、カラス、義経、女彦、静、三郎、松虫)であるが、ゲーム中、あちこちに出てくる彼らの石像には上述の名前が刻まれていることから、彼らの二つ名としても使われている。
Pixivでは、同名キャラの作品が圧倒的に多いため、上述の名前(二つ名)でタグづけされる場合が多い。
2011年には、彼らがNPCとして登場するオンラインゲーム『天外魔境JIPANG7』も配信されていた。
戦乱中ということもあり、ほとんどが悲惨な末路を迎えている。『天外魔境Ⅱ』では、紅丸だけは最期が明らかにされていない。
- 紅丸:生死不明(『天外魔境JIPANG7』では、妹だけ死なせまいと共に身を投げた)
- カラス:しんがりを務めて行方不明
- 義経:呪いで蜘蛛に変えられる
- 女彦:呪いで蜘蛛に変えられる
- 静:呪いで蜘蛛に変えられる
- 三郎:根の一族の大軍を道連れに爆死
- 松虫:呪いで蜘蛛に変えられる
ちなみに、近江にある西京洞の奥には、紅丸、カラス、三郎の墓がある。また、近江にある白山の宝箱からは『紅丸の羽織』(雷系ダメージを半減する効果がある装備品)が入手できる。
最終的にエンディングでマリの力で全員生き返った。悲惨な前世を過ごした分、今生を謳歌してほしいと思ったファンは多いと思われる。
『火の勇者』とは、火と根の戦いで名を馳せた、火の一族側の戦士たちの総称であり、必ずしも火の勇者が火の一族の血を引いた者とは限らない。
『天外魔境JIPANG7』では、火の一族の血を引いているかどうかも、各キャラクター紹介に詳しく書かれている。
- 生粋の火の一族:女彦
- 火の一族と他種族の混血児:紅丸(火の一族の父と鬼族の血を引く母(ハーフ?)の間に生まれた)、義経(火の一族と人魚族のハーフ)
- 火の一族以外の人間や種族:静、三郎、松虫、カラス
7人の中で火の一族の血を引いているのは女彦、紅丸、義経だけで、血統的には女彦が純血である。
松虫は火の一族ではない一般人でありただの村娘だった。三郎も火の一族ではない普通の少年だったが、根の一族に村を焼かれて復讐のために参戦した経緯が描かれている。
静は『天外魔境Ⅱ卍MARU公式ガイドブック』で「火の一族ながら火刃村で育てられた」と書かれていたが、『天外魔境JIPANG7』では火の一族の血を引いているかどうかは書かれていない。
カラスに至っては本来倒すべき敵である根の一族の出身である。