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「卍丸よ!!私は聖剣蛇光院松虫じゃ!!」

「この松虫を邪魔するモノは許さない!行くよ、卍丸!」


概要編集

CV:潘恵子


天外魔境Ⅱ』に登場するキャラクター。千年前に戦った火の一族勇者。『悲恋の鬼百合』の異名を持つ女戦士。富士の巻物をくれる天狗曰く「男まさりのイカす女武者だったねぇ」とのこと。

自分をかばって死んだ恋人の代わりに火の勇者になった過去を持ち、自分のために恋人を死なせてしまった自戒のためか、生涯自分には回復の術を使わなかった等、とても健気な女性。死のうとしているを助けるように卍丸に頼むなど、面倒見のいい性格。

千年前の戦いでは、女彦義経と4人がかりで因幡の国にある砂神城を攻め落としたが、呪いで蜘蛛の姿に変えられてしまった。その後、砂神城を攻め落として因幡の国を守った功績を称えられて、四神として祀られた。

現在は魂となり、聖剣『蛇光院松虫』に宿っている。ちなみに『蛇姫院』とは、松虫が自分の聖剣を打った場所のことである。

安芸の国にある白銀城の奥にあったが、絶望して死ぬことを決意した絹によって卍丸に託されて、卍丸たちと共に白銀城の外へ転移させられる。松虫は絹のことをほおっておけず、卍丸に「絹の魂を抱き止められるのはおまえだけだということがまだわからぬのか?」「頼む、絹を助けてやってくれ。同じ火の一族の女として頼む」と絹を助けてくれるように頼んだ。

絹救出後は卍丸に感謝を述べて、『奥義・松虫斬』を授けた。

エンディングではマリの力によって他の仲間たちと一緒に生き返り、卍丸の背後のモブたちにまじって登場している。



天外魔境真伝では編集

松虫自身は登場しないが、卍丸の奥義に『松虫斬り』と『空中松虫斬り』がある。



天外魔境JIPANG7では編集

「ふざけんじゃねえッ!!アタシの最愛の人を……その程度に扱いやがって!ウツボ姫、覚悟ッ!!」


ジパング7 落書きと漫画01

NPCキャラクターとして登場。外見のデザインががらりと変わっている。

男勝りの女戦士だが、かつては普通の村娘だった。松虫の恋人は将来有望な戦士だったが、根の一族の女将軍に見初められてしまい、松虫を邪魔に思った女将軍は彼女を殺そうとしたが、その魔手に倒れたのは松虫を庇った恋人だった。それ以来、松虫は根の一族の討伐に魂を燃やし「悲恋の鬼百合」として捨て身の技である「松虫斬」と共に後の世まで語られるようになった。


髑髏譚では編集

小説『天外魔境I・II架話 髑髏譚 -SKULL TALE-』では、ラストシーンに聖剣として登場する。卍丸の体を乗っ取ろうとした霊鑑や阿観たちから卍丸を守り、卍丸と共に彼らを無に帰した。

ゲーム版と違い、一人称は『あたし』になっている。

阿観に「卍丸はあたしのモノだよ!」と言っていたことから、卍丸の心の空洞に宿ったのは松虫の魂であり、卍丸が自分の意志だけで戦っていたわけではないことが描かれている。



余談編集

  • 松虫の恋人百合若は、レッドカンパニーのWEBサイトで容姿が公開された。当時の裏設定では、百合若は『天外魔境Ⅱ』の物語開始時点の千年前に死亡したと思われていたが、生きてアメリカに流れ着きカルベと戦ったことになっている。『天外魔境JIPANG7』では松虫のキャラクター紹介にウツボ姫魔手に倒れたとだけ書かれているだけで、作中では恋人を殺された敵討ちに燃える松虫が描かれているが、第四の黙示録との整合性を考慮すると本当に死んだ設定なのかは不明。
  • 小説版ではゲーム版とは火の勇者の登場順が異なっていて、卍丸と最初に出会うのは松虫の霊であることが明かされている。ただしこれは配信動画内であだちひろし氏が言っていただけで小説そのものは未発売なので、実際にそのとおりになるのか、動画内で語った構想で終わるのかは小説の内容次第である。

関連イラスト編集

センシティブな作品センシティブな作品



関連タグ編集

天外魔境Ⅱ 火の勇者 火の一族 戦国卍丸 絹(天外魔境) 法水院紅丸 妙院カラス 船海宮義経 女彦 いろは宮静 鳥居堂三郎 蛇光院松虫 天外魔境JIPANG7 髑髏譚 悲恋の鬼百合 百合若 ウツボ姫

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