概要
ゲーム『天外魔境 第四の黙示録』に名称のみ登場するキャラクター。
作中ではユリワカと表記されている。
インディアンから神と崇められる人物。正体はジパングからアメリカに渡った火の一族の男性で、雷神たちアメリカの火の一族の祖先にあたる。
彼が使用した装備は各地のインディアン聖地にあるユリワカの祭壇に奉られている。
本編では名称しか登場しないが、小説版およびレッドカンパニーのWEBサイトで容姿と設定が公開された。『天外魔境Ⅱ』に登場する千年前の火の勇者の一人松虫の彼氏であり死亡したと思われていたが、生きてアメリカに流れ着きカルベと戦ったことになっている。
広井王子氏監修&松田篁氏執筆の小説版では、ユリワカの設定が補完されて詳しく明かされている。小説内では『百合若』と表記。
二千年前にジパングから流れ着いた火の一族の戦士であり、二千年前に起こった大きな戦の中で傷つき、乗った軍船が難破して、遠くアメリカへ流れ着いた戦士だった。他の乗組員は全員死亡したが、生き残った百合若は星夜に助けられ、カルベとの戦いに加わり、その指導力と行動力をもって人々を率いてカルベを倒した。
ユリワカは酒に酔ったときにジパングには恋人がいると言って遠い目をしたこともあったが(星夜談)、決してジパングに戻りたいとは言わずにアメリカのために一生を捧げるのが運命だと笑って受け入れた。星夜はそんなユリワカに恩義を感じ、ユリワカには幸せに天寿をまっとうしてほしいと願い、ユリワカをかばって命を落とした。ユリワカはその後子孫を残し、天寿を全うして亡くなった。
天外魔境JIPANG7では
第四の黙示録と整合性をとるためか、松虫のキャラクター紹介文で魔手に倒れたのは松虫を庇った恋人でした。とだけ書かれていて死んだとははっきり書かれていない。ユリワカ本人は登場せず、松虫やウツボ姫には死んだと思われていた。