概要
『仮面ライダーゼロワン』のVシネマ作品「ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷」に登場するヒューマギア。
ZAIAエンタープライズのCEOであるリオン=アークランドが世界に売り込もうと生産した「意志を持たない兵士」。
ソルド9とソルド20をはじめ、複数の個体が存在し、固有名称は持たず数字で呼ばれている。
また、大量生産されており、同じ外見の個体も存在する。
ヒューマギアとしては同じくZAIAにより復元された迅と同じ小型のモジュールのタイプであり、同様に左手首にプログライズキーまたはゼツメライズキーを、そして右腕には共通してマスブレインゼツメライズキーを装着している。
左腕のキーを「武装!」の掛け声で起動することで、レイドライザー無しにレイダーに変身することが可能。(アークマギア同様、ベルトが無い点が外見上の差異)
関連タグ
仮面ライダーゼロワン ゼロワン_Others_仮面ライダー滅亡迅雷
※ここからはVシネマ及び本編の謎に関するネタバレです。閲覧注意!
実は本編の時点で登場していたテクノロジーであり、ZAIAが復元した迅こそがソルド0である。
滅亡迅雷.netを利用したアークランドの計画のため、滅亡迅雷.netにソルドを送り込む目的で、ソルドと同じ仕様での復元がなされていた。
ソルドはマスブレインゼツメライズキーを通してマスブレインシステムに接続されている。
マスブレインシステムは接続された全てのAIによる合議制で全個体の行動を決定するシステムであり、接続された個体は、この合議で可決されない限り行動を実行できなくなる。これにより、反逆や自由意志は必ず否定され、全ての個体が同じ意思で行動する、合理的で統率の取れた軍隊が完成するというもの。
このためにソルドは、自律行動こそするものの、個々の意思は持たず、当然ながらシンギュラリティに達することもない。
一方で、集合意識による統率を前提としている結果、もしもマスブレインシステムから切断された場合、自由意思を得ると引き換えに、兵士としての精神的な資質も破綻してしまう問題を持つ。
ソルド以外のヒューマギアについてもマスブレインシステムへの接続は可能であり、彼らは接続されても自由意思での行動を考えるが、圧倒的多数であるソルドの前ではその意志が可決されることはなく、一切の行動が封じられる。