東京都中野区に本社を置く。京王電鉄が主要な株主として名を連ねている。
路線バスの営業エリアは中央線新宿-武蔵小金井間を中心に北は西武池袋線、南は京王線沿線をエリアとする。
営業所
- 阿佐谷営業所(記号:A)
- 武蔵野営業所(記号:B)
- 青梅街道営業所(記号:C)
- 丸山営業所(記号:D)※所在地は江古田
- 五日市街道営業所(記号:E)
- 路線名に「茂呂線」(丸山管内)、「成宗線」(五日市街道管内)など、かつての町村名が付けられる路線も少なくない。
- 阿佐谷・武蔵野・青梅街道管内に西武バスとの共同運行路線、五日市街道管内に京王バス東との共同運行路線がある。
- 系統番号は折り返し系統に別番号が振られるなど、多摩地区における京王バスや、エリアはまったく異なるものの千葉県内における京成バスに似た特徴がある。
このほか、丸山営業所は夜行高速バスも管轄し、新宿駅・渋谷駅(マークシティ)を起点に、京都駅・枚方市駅への京都線、豊橋駅・三河田原駅への豊橋線を運行する。
車両
車両はほとんどが日産ディーゼル製だったが、1990年代後半からは日野、三菱、いすゞも少数ながら導入されはじめ、国内4メーカー全社より導入するようになった。
日デ車は全営業所に配置されているが、日野は丸山営業所、三菱は青梅街道営業所、いすゞは阿佐谷営業所に集中して配置される傾向がある。
日産ディーゼルがバス製造から撤退してからは大型車が三菱、中型車がいすゞで導入される傾向がある。
その他
- 運行路線の大半が住宅街の細い道を通るが、その細い道をいすゞの大型ノンステップ車で事故なく走行できるという高度な運転技術を乗務員が持っている。
- 社名ロゴの通称「はなまる」は、タンスの引き手「カン」を10個輪型にしたもの。