K(アニメ)用語集
あにめけいようごしゅう
2012年放送のテレビアニメ『K』の用語集。
概要
あ行
- 葦中学園高校(あしなかがくえんこうこう) : 島一つを敷地にしている巨大な高等学校。別名、学園島。学生寮もあり、島内での生活もできる。学校の出入りは厳重なセキュリティーで管理されている。
- ウサギ : 黄金の王の配下で、親衛隊であるクランズマンたちの通称。兎の仮面と古風な格好をして、街で様々な活動をしている。
- 王 : この世の理を体現し、強大な特殊能力とカリスマ性を持った異能者。
- 王権者(おうけんしゃ) : 各王の呼び方で、第一から第七まである。
- 第一王権者「白銀の王」 : アドルフ・K・ヴァイスマン : 属性は「不変」。不老不死で、全ての始まりの王にして天上の監視者。
- 第二王権者「黄金の王」 : 國常路大覚 : 「運命」の象徴。人の「才」を最大限に引き出す能力を持つ。現在最強の王にして地上の支配者。
- 第三王権者「赤の王」 : 周防尊 → 櫛名アンナ: 「暴力」の象徴。炎の力と高い身体能力を得る。
- 第四王権者「青の王」 : 宗像礼司 : 「秩序」「制御」の象徴。力場を発生させ防御や攻撃、移動に転用する。
- 第五王権者「緑の王」 : 比水流 : 「変革」「改変」の象徴。物理法則の改変で身体能力向上や物体透過が可能。SNSアプリ「jungle」で不特定多数のクランズマンを作る。
- 第六王権者「灰色の王」 : 磐舟天鶏 : 「絶対守護」の属性を持ち、霧のサンクトゥムを展開する。
- 第七王権者「無色の王」 : 三輪一言 → キツネ煙 : 代替わりごとに固有能力が異なり、王同士の関係や均衡をかき回すトリックスターの性質を持つ。
- ヴァイスマン偏差 : 王の能力の使用容量で、異能による「因果律の歪みの度合い」を数値化した指標。数値が大きさほど強大な力が使われ、一定数を越えるとダモクレスの剣が出現。1944年にドイツで定義・計量・理論化され「ヴァイスマン理論」と呼ばれる。
- 御柱タワー(みはしらたわー) : 七釜戸に建っている高層建築物。黄金の王がここに鎮座している。
か行
さ行
- サンクトゥム : 各王が形成する広域の結界であり、異能の効果範囲。その結界内ではクランズマンの能力も強化される。
- 鎮目町(しずめちょう) : 「吠舞羅」が本拠地にしている街。
- jungle(じゃんぐる) : 緑のクランが作った表向きはSNSアプリだが、本来はクランズマンを集めるために作った通信網。初期加入者は「jungle」の文字から取って「Eランカー」と呼ばれ、与えられたミッションに参加してクリアするとポイントが溜まって格上げされ、仮初めの異能が与えられ、失敗すれば格下げされ、異能も剥奪されて一般人に戻る。加入者は本来の目的も異能も知らない一般人がほとんどなため、緑のクランの全容は把握できておらず、加入者も正式なクランズマンとは呼べない。広く浸透しているため、誰が「jungle」かも判別ができず、加入者自身が犯罪に加わっている自覚もない。最高ランクの「Jランカー」は直接緑の王・比水流と対面を許され正式な力を授けられた幹部級であり、彼らこそ本来のクランズマンと言える。
- ストレイン : クランに所属せず、自然発生的に生来の特殊能力を持った者。王のなりそこないとも言われる。人間以外の動物のストレインの例もある。
- セプター4
た行
- ダモクレスの剣 : 王が本気で能力を発揮する時に、その頭上に顕現する、剣の形をしたエネルギー結晶体。王の力や危険性の象徴でもあるため、王の状態も表しており、限界状態だと剣も崩壊していく。王が死ぬ時には消滅する。
- ダモクレスダウン : 王の力が暴走したり、石盤からの力を出し切ると地上に落下し、大爆発を引き起こす。王権暴発とも呼ばれる。
- タンマツ : 作中で使用される多機能通信端末機。携帯電話をケータイと略すように、「端末」を「タンマツ」と呼んでおり、スマートフォンよりも多機能で、ID管理機能も持つ。葦中学園では学生手帳や財布代わりにもなっている。
- ツクモ99式 : 葦中学園内で巡回清掃してくれる、自走型掃除ロボット。室内にも掃除に来る。なぜかサムライ言葉で喋る。
- ドレスデン石盤 : 王を喚ぶ謎の石盤であり、王の力の源。何らかの理由で石盤に選ばれることで王として覚醒する。