概要
2012年10月から12月にかけてAT-Xおよび毎日放送、CBC、BS-TBS、TBSにて放送されたオリジナルアニメ。2015年10月から第2期が放送されており(ネット局は第1期と同一)、イベント「Do you know K?」にて新たに新作が発表された。制作はGoHands。
現実とは少し違う歴史を歩んだ現代日本。7人の「王」と各々の確執、それに巻き込まれる少年と彼らの異能バトルもの。
原作を企画した作家7人組「GoRA」は、発表時は非公開で物語の詳細も不明な点が多かった。
10月4日に7人の正体が公開。そのメンバーは、宮沢龍生・古橋秀之・あざの耕平・壁井ユカコ・来楽零・鈴木鈴・高橋弥七郎のラノベ作家7名。
関連タグを見て分かる通り女性人気が非常に高い作品だが、実はハイレベルなぱんつの見えるアニメでもあることを知る紳士は少ない。
第2シーズンは公式サイトやEDはもちろん、本編でもほぼ毎週パンツが見えていた。
逆に、そうとは知らず視聴してびっくりした2期からの女性視聴者も多いだろう。
pixivでの注意
アルファベットの「 K 」のみでpixivとピクシブ百科事典で検索すると、『C(アニメ)』と同じように「K」を含む他の全てのワードまで引っかかってしまうため、このタグの使用をお勧めする。
またpixivにおいて、「K」一文字による完全一致検索でも該当作品の検索はしやすい。
投稿作品の内容にBLカップリング要素がある場合、「K(アニメ)」タグに「K(腐)」タグまたは「腐向け」タグを併用することをお勧める。
さらに注意
2021年5月30日に唐突なKがトレンド入りすることになった。とある大人気アニメKという事でtwitter上で総員抜刀と共にニチアサ関係に紛れての衝撃展開となった。
しかし、実際には別作品(作品リンク割愛)の事であり、本作の事ではなかった。イニシャルとしてK一文字だったのかもしれないが、一文字タイトルのアニメ作品は他にもあったことを踏まえ、今回のトレンド入りになったのかもしれない。
その為、twitterトレンドがカオスになったのは言うまでもないだろう。
この事例を踏まえ、本タグを今作以外で運用することは非推奨なので注意されたし。
ストーリー
強大な特殊能力を持った人間「王」とその配下・クランが存在し争う、201X年12月の日本。
人工島の葦中学園の男子高生・伊佐那社は、今日も平和日本を謳歌しながら学生生活を送っていた。
ある日、文化祭準備で街に買出しに行くが、そこで赤のクラン・吠舞羅のメンバー達に襲われ、危ないところを謎の剣士・夜刀神狗朗に助け出されるも、今度はその剣士に刃を突きつけられてしまう。
吠舞羅メンバーの一人が何者かに殺され、それを写した映像には狗朗の亡き主の称号「無色の王」を名乗る社そっくりの人物が映っていた。
クラン同士の争いに巻き込まれた社は、疑いを晴らそうと奔走するも、次第に社自身のわからない部分や日常の異常に困惑し、狗朗とともに真実を見つけ出そうとする。
作家メンバーによるキーワード
- ピンク・来楽 : このお話には、数人の「王」が登場します。「王」たちそれぞれが背負うもの。絡み合った絆や因縁をご覧下さい。
- オレンジ・鈴木 : 亡くしたものを追いかける人。失くしたものを取り戻そうとする人。そういう人たちの物語です。
- イエロー・壁井 : 殺さなきゃいけないくらい認め合っていたりとか、殺したいくらい求めていたりとか、男たちのそういう物語です。
- グリーン・あざの : 男たちの、意地とプライド、渇望と約束が火花を散らします。謎が謎を呼ぶストーリーにも注目してほしい。
- ブルー・古橋 : ソリッドにいうと「要素と集合」。ウェットにいうと「絆」の物語です。
- ブラック・高橋 : ねじれ、のたうち、はつれて、きれる。つながりの織りなす、色々の様。どうぞご鑑賞ください。
- レッド・宮沢 : 自分が自分でいられる大事な「居場所」を守るために、それぞれが戦う物語です。
用語
K(アニメ)用語集を参照
登場人物
主要人物
葦中学園高校
吠舞羅
セプター4
弁財酉次郎(CV:木村亮俊⇒浅沼晋太郎)
善条剛毅(CV:津田健次郎)
jungle
平坂道反(CV:名塚佳織) 劇場版より登場。御灼神に仕える忍者
王権者
アドルフ・K・ヴァイスマン(CV:柿原徹也) 第一王権者「白銀の王」
無色の王(CV:柿原徹也) 次代の「無色の王」
その他
クローディア・ヴァイスマン(CV:遠藤綾) ヴァイスマンの姉
マリア 漫画「メモリー・オブ・レッド」登場。ストレインの暗殺者。
馬刺/白あん煮込み豆腐 漫画「メモリー・オブ・レッド」登場。ストレインの馬。
伏見仁希 小説「K Lost Small World」にて登場。猿比古の父親
大貝阿耶 小説「K Lost Small World」にて登場。猿比古のまたいとこ
スピンオフ作品
漫画
K -メモリー・オブ・レッド-
講談社『ARIA』にて2012年7月号から2013年9月号まで連載。全3巻。
吠舞羅をメインにしたアニメ本編の前日譚。
十束多々良が撮影している光景、または撮影したフィルムを見るという形で描かれている。
K ストレイ・ドッグ・ストーリー
月刊誌『good!アフタヌーン』にて#25(2012年11月発売)から#29(2013年3月発売)まで連載されていた。全1巻。
夜刀神狗朗が無色の王を見つけようとする旅を描いた外伝。
K-デイズ・オブ・ブルー-
講談社『ARIA』にて2013年12月号より2014年9月号まで連載。
来楽零原作、黒榮ゆい画
宗像礼司や伏見猿比古たち、セプター4の人々の活躍と日々を描いた外伝。
K -THE FIRST-
スクウェア・エニックス『月刊Gファンタジー』にて2014年1月号より2015年5月号まで連載。
アニメの本編ストーリーを漫画化した作品。
学園K
同じく『月刊Gファンタジー』で連載されていた外伝漫画。
シロ・クロ・ネコの他、Kキャラみんなが高校生になった学パロ作品。
K-Lost Small World-
原作:壁井ユカコ/ 漫画:おおきたよる
講談社『ハツキス』にて2014年7月号より2016年7月号まで連載。
K -カウントダウン-
原作:来楽零/ 漫画:黒榮ゆい
『ARIA』にて2015年2月号から2015年9月号まで連載。
K ドッグ&キャット
原作:古橋秀之/漫画:木村りん
『月刊Gファンタジー』にて連載されていた。
学園島での事件の後のクロとネコの話。
K -ドリーム・オブ・グリーン-
『ARIA』にて2015年11月号より2016年3月号まで連載。
原作:来楽零/ 漫画:黒榮ゆい
小説
K SIDE:BLUE
古橋秀之著。
小説第一弾。セプター4をメインにしたアニメ本編の前日譚。アニメ未登場のキャラが中心に書かれている。
K SIDE:RED
来楽零著。
小説第二弾。吠舞羅をメインにしたアニメ本編の前日譚。アンナと尊達の出会いが書かれている。
K SIDE:Black×White
宮沢龍生著。
小説第三弾。シロ・クロ・ネコの三人各々に秘められた過去が書かれている。
K Lost Small World
壁井ユカコ著。
小説第四弾。伏見と八田の「出会い」と「決別」の物語が書かれている。
関連イラスト
スタッフ
原作:GoRA×GoHands
監督・キャラクターデザイン:鈴木信吾
シリーズ構成:宮沢龍生(第1期)、高橋弥七郎(第2期)
シリーズディレクター:金澤洪充、工藤進
総作画監督:古田誠
美術監督:野村正信(第1期)、内藤健(第2期)
色彩設計:斉藤友子
撮影監督:福士享、大泉鉱(第1期)、戸澤雄一朗(第2期)
CGI監督:長嶺義則(第1期)、菊地貴紀(第2期)
編集:丹彩子
音響監督:高橋秀雄、田中亮(第1期)、横田知加子(第2期)
音響効果:田中秀実
音響制作:ドリームフォース(第1期)、グロービジョン(第2期)
音楽:遠藤幹雄
アニメーション制作:GoHands
製作:K-Project、MBS
主題歌
第1シリーズ
- オープニングテーマ「KINGS」 歌:angela
- エンディングテーマ「冷たい部屋、一人」 歌:小松未可子
- エンディングテーマ「Circle of Friends」(第6話) 歌:十束多々良(梶裕貴)
- エンディングテーマ「To be with U」(第13話) 歌:angela
- 挿入歌「いつかのゼロから」(第2話) 歌:angela
- 挿入歌「レクイエム・オブ・レッド」(第13話) 歌:櫛名アンナ(堀江由衣)&赤のクランズマン
劇場版
- 主題歌「Different colors」 歌:angela
- 挿入歌「-フレイム・オブ・レッド-」 歌:櫛名アンナ(堀江由衣)
第2シリーズ
- オープニングテーマ「アシンメトリー」 歌:堀江由衣
- エンディングテーマ「解」(第2話~第12話) 歌:カスタマイZ
- 「KIZUNA」(13話) 歌:angela コーラス:カスタマイZ
- 挿入歌「Circle of Friends」(第1話) 歌:十束多々良(梶裕貴)
各話リスト
第1シリーズ
話数 | サブタイトル |
---|---|
第1話 | Knight |
第2話 | Kitten |
第3話 | KITCHEN |
第4話 | Knock-on effect |
第5話 | Knife |
第6話 | Karma |
第7話 | Key |
第8話 | Kindling |
第9話 | Knell |
第10話 | Kaleidoscope |
第11話 | Killer |
第12話 | Adolf・K・Weismann |
第13話 | King |
第2シリーズ
話数 | サブタイトル |
---|---|
第1話 | Knave |
第2話 | Kindness |
第3話 | Kismet |
第4話 | Knot |
第5話 | Ken |
第6話 | Keeper |
第7話 | kickdown |
第8話 | Kaput |
第9話 | Kid's room |
第10話 | Keystone |
第11話 | Kali-yuga |
第12話 | Knuckle bump |
第13話 | Kings |
映画
第1期最終回のCMで続編製作決定が発表され、それが映画化であることが翌年に発表された。副題は「MISSING KINGS」。2014年7月12日に公開された。
4人の王によって起こった「学園島事件」。残された狗郎とネコは社が生きていることを信じて行方を追っていたが、手掛かりは無く落ち込んでいた。そんな時2人は何者かに追われている鎌本とアンナに出くわす。
後に新規劇場版「K Seven Stories」も上映された。
アニメの過去と最終回後の未来の出来事について語られる。
ゲーム「学園K」
オトメイトが2014年に発売の乙女ゲーム。
ストレインになって居場所を失って学校を退学させられた主人公が、三輪一言から自ら校長をする「『超』葦中学園」の入学の推薦状を受け取り、入学するも青部「セプター4」と赤部「吠舞羅」に目を付けられ、伊佐那社の白銀部に助けられ、波乱の学園生活が始まる。
舞台化
関連動画
PV
本編
次回予告が地上波とニコニコ動画などのネット配信とで内容が違っている。
地上波ではキャラが一人で喋るが、ネット配信では二人以上が喋っている。
外部リンク
- 「K」第1期公式サイト
- 「K」第2期公式サイト
- 「K」公式twitter
- 「K」 - wikipedia
- 「K」特集 - animate
- 「K」公式サイト - MBS
- 「K」原作GoRA公式サイト
- 「K」劇場版公式サイト「MISSING KINGS」
- 「K」ゲーム「学園K -Wonderful School Days-」
関連タグ
アニメ 2012年秋アニメ 2015年秋アニメ K アニメイズム(AT-X以外のネット局はこの枠で放送された)
評価タグ
K/100users入り→K/500users入り→K/1000users入り
K/小説10users入り→K/小説30users入り→K/小説50users入り→K/小説100users入り→K/小説300users入り
K(腐)/30users入り→K(腐)/50users入り→K(腐)/100users入り→K(腐)/300users入り→K(腐)/500users入り→K(腐)/1000users入り→K(腐)/5000users入り