CV:
藤村有弘(’66、'67劇場)
永井一郎(’68テレビ)
はせさん治(’79-’80テレビ、'80劇場)
茶風林(’01-’02テレビ)
増岡太郎(’12劇場「RE:CYBORG」)
水島裕(デビルマンVSサイボーグ009)
真殿光昭(CALL OF JUSTICE)
概要
ゼロゼロナンバーサイボーグの006。「アル」とか「ヨロシ」とかを台詞中に挟む中国人。
元は貧乏な農民で、干ばつによって生活苦にあえぎ、首吊り自殺をしようとしたところをブラックゴーストに見つかり、「楽な暮らしが出来る」と騙されて改造された。
平成版では、中国でチェーン店を持つやり手の経営者だったが、宴の席で披露した宴会芸に失敗し本店が焼失、その後も不幸が畳み掛けてひっくり返ったところを、ブラックゴーストに拉致されると、若干ギャグめいた経歴となった。
体内に高圧縮エネルギー炉を内蔵し、高熱火炎(もしくは熱線)を口から放射する能力を持つ。その火炎は地面をも瞬時に溶融させ、地中潜行も可能。この能力に対応できるよう肉体そのものも耐熱性に優れている。
但し、この能力は攻撃の為に搭載されたのではなく、あらゆる障害物を排除して侵攻する為に搭載された(その為、上記の地中潜行が本懐であり、攻撃はあくまでも副産物である)。
どんな時でも口調は変わらず、マイペースなムードメーカー・ギャグメーカー。料理の腕前が非常に高く、普段は日本で中華料理店「中華飯店 張々湖」のオーナーシェフを務める。
この店は後に複数の系列店を開店する程に繁盛しており、結果的にブラックゴーストに騙され生き延びた事で、かなり裕福になっている。
ゼロゼロメンバーの中でも007ことグレート・ブリテンと並ぶ年長者である事から、メンバーたちにさりげない気遣いをするサポート役でもある。生来の陽気な性格や人生経験の豊富さからか、はたまたどん詰まりの人生からの出発であった為か、サイボーグ化されたことに対する苦悩は、他のメンバー程は重苦しく描かれていない。
ちなみに海底ピラミッド編ではかなり胡散臭いが催眠術を披露し成功させ、敵について捕虜から聞き出したことがある。