概要
人の頭ほどの大きさで、平仮名程度の文字は書けるが「プー」としか鳴かない。
その命は幽助と繋がっており、幽助の心を映し出す鏡でもある。そのため幽助の身に何かあった時はすぐに駆けつける。
雪村螢子を始め、女性陣からはプーちゃんと可愛がられる(なお雪菜はプーさんと呼ぶ)。特にアニメ版では螢子がプーの保護者のような扱いになっており、懐いている描写が多々見受けられる。幽助の分身だから仕方ないね。
余談だがプーちゃんの体は青色であるが、螢子の好きな色も青色である。
ペンギンに子犬のような垂れ耳が混ざった様な、そのかわいらしい容姿から幽遊白書のマスコット的存在であり、ぬいぐるみを始めとするテレビアニメ25周年のリバイバルブームによるグッズはもちろん、アニメ放映当時には陶器製の貯金箱や風鈴が発売されていた。
詳細
誕生までの経緯
第1話冒頭で死んでしまった幽助が生き返るにあたりコエンマが課した試練が「霊界獣の卵を孵すこと」だったが、波長の関係により生き返る時期が早まったためコエンマによって霊界で保護されていた。蘇生後も卵は成長を続け、暗黒武術会準決勝前に孵化した。
霊界獣は主人の心を反映するため、お世辞にも素行がいいとは言えない幽助は内心ビビりまくっていたが産まれてきたのは非常に可愛らしい生き物だったので、ぼたんや桑原和真を含めた仲間内に笑いものにされた。
ちなみに後に合流した蔵馬と飛影も幽助の頭の上にいるプーにしっかり目線を向けており、飛影が「どうでもいいが頭の上のふざけたものは何だ?」と質問している。
暗黒武術会決勝時と霊界クーデター時の2度、霊界にいた幻海が憑依している。なお霊界にいた理由は一度目が戸愚呂に倒されたからなのに対し二度目は寿命によるもの。
魔族大隔世
幽助が仙水忍に殺された当初は人間界にいたプーも目を瞑ったまま起きなかったが、幽助が魔族として生まれ変わるとき、プーも鳳凰を思わせる大きな鳥の姿に変化した。
そして霊界特別防衛隊に処分されそうになる幽助の元へ駆けつけ、彼らの攻撃から主人をかばいコエンマと幽助を魔界へ連れて行った。
人間界帰還後は幻海の寺で生活している(アニメ設定だが原作でも妥当だと思われる)。
小ネタ
ゲーム『THE BATTLE OF 幽☆遊☆白書 ~死闘!暗黒武術会~』ではバトルキャラとして登場し、幽助以外にも桑原和真、蔵馬、飛影のプーもいる。『幽遊白書FOREVER』では、上記を含む様々なキャラクターのプーが登場し、ときには(プーとしかしゃべれないが)ナレーションをすることもある。
関連イラスト
幼態 | 成長態 | 幻海憑依時 |