原義
古代日本に存在したとされる術理体系。
『魏志』倭人伝において、卑弥呼がこれを用いて邪馬台国を統治していたと記されている。
中国においては「鬼≒幽霊」を指すため、そこから祈祷による託宣を用いた占術、いわば「シャーマニズム」の一種である可能性が有力視されている。
また中国の儒教思想において、儒教の観念にそぐわない術理を一絡げに「鬼道」とも称していたため、単純に「辺境の未開人が使う外道の方術」といったニュアンスで記された可能性も考えられる。
一部では神道との関連を唱える説もあり、より古い鬼道が神道の起源の一つとして組み込まれた可能性は十分にあり得るだろう。
『BLEACH』における鬼道
鬼道(BLEACH)を参照。
『九十九の満月』における鬼道
「九十九の満月」に登場する鬼や妖怪、龍、人間自身が持つ魂魄(こんぱく:汎用性の高いエネルギー)や妖質(ようしつ:汎用性の高いエネルギーを変化させた物質)、鬼技(おにわざ:超能力)を扱う能力・分野の事。
その他詳細は鬼道(九十九の満月)を参照。