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花天狂骨の編集履歴

2021-05-05 13:09:16 バージョン

花天狂骨

かてんきょうこつ

「BLEACH」の登場人物、京楽春水の斬魄刀の名前。

概要

尸魂界で二降りしかない、太刀の「花天」・脇差の「狂骨」からなる、二刀一対の斬魄刀「花天狂骨」。

通常は大小の二本差しだが、解放すると青竜刀のような双剣に変化する。つまり二刀流なのだが、本気を出さない時は、太刀のみで持ち手を交互に変えながら戦う手法を取る。

卍解は「花天狂骨枯松心中」

アニメにて

花天狂骨花天狂骨ちゃん

CV:藤村歩太刀)、嶋村侑脇差

アニメオリジナルの『斬魄刀異聞篇』にて登場した実体化した姿は、髑髏の飾りを付けた花魁風の太刀とくノ一風の脇差からなる女性二人組。

京楽の自惚れに愛想を尽かしていた。


本編でもこの姿で登場し、京楽から、花天の方は「お花」、狂骨の方は「お狂」と呼ばれている。


始解

解号は、「花風紊れて花神啼き 天風紊れて天魔嗤う『花天狂骨』(はなかぜ みだれて かしんなき てんぷう みだれて てんま わらう『かてんきょうこつ』)」


能力は、「童の遊びを現実にする」で正確にいうと「『花天狂骨』が発する霊圧領域内にいる者(能力発動者も含む)を、『花天狂骨』が提示する『遊び』のルールに強制的に従わせる」こと。


それ故に、ルールによっては京楽自身もダメージを負い、不利となり得るリスクも生じる。

遊び

「嶄鬼(たかおに)」

「高いところへいった方が勝ち。」というルールで、相手より高いところにいれば攻撃力があがる。


「影鬼(かげおに)」

「影を踏んだ方が勝ち。」というルール。

勝者は相手の影の中に潜んだり、影から斬魄刀の刃を発生させて攻撃することが可能。


「艶鬼(いろおに)」

「相手と交互に色を口にし、その色の着いている場所を攻撃できる」というルール。

自分が口にした色を相手に斬られてもダメージになる。そして、自分にとってリスクが高いほどあたえる傷は大きくなる。また、指定以外の色の部分を攻撃してもダメージは入らない。

つまり、自分の色が武器であり、それと同じ色を攻撃することが出来れば敵にダメージを与えられるシステム。

例えば自身が全裸の時に「肌色」と言って攻撃すれば、掠り傷程度の一撃でも致命傷となる。

逆に同じ状態で「白」と言って白色の部分に攻撃した場合、致命傷になる一撃であっても掠り傷程度にしかならない。


「だるまさんがころんだ」

「鬼が目隠ししてかけ声と共に振り返り、動いた人を捕まえる」ルール。

鬼は参加者から必ず見える場所に居なければならず、発動中は鬼の放った霊圧での攻撃が必ず見えるようになる。

参加者は鬼に見られる前に鬼に触れば勝ちとなり、鬼の放った霊圧の軌道上を最短距離で移動できるようになる。

鬼は参加者が自身に触れる前に参加者を見つけることができれば勝ちとなる。

リジェが言った「チョコラテ・イングレス」とはスペイン語圏における同様の遊び。(掛け声が『1,2,3,イギリスのチョコレート(Un, dos, tres, chocolate inglés)』となっている)


「影送り」

影を強く見つめて別の場所へ残像を移す遊び。

相手に自身の影を見せることで、残像を残して瞬間的に移動する。

一瞬でも影の端を目にしてしまうと術中に陥り、遊びが続いている間はすべて相手の影法師を見ることになる。

相手が強い霊圧を持っているほど残像も強く残り、より惑わしやすくなる。


不精独楽

刀を横に振り、風圧と霊圧を飛ばすことにより相手の目をくらますとともに動きを阻害する。


指斬り

指切りげんまんを元にした遊びで互いが嘘をつけなくなるルール。

嘘を重ねる度にその当事者にペナルティが課され、一度目の嘘で指が動かなくなり、二度目の嘘で全身の骨が砕かれたように麻痺し、三度目の嘘で臓腑が激痛に見舞われる。花天お花が京楽以外との指切りを嫌がるため滅多に使用できない。


卍解

花天狂骨黒松心中

名前は、『花天狂骨枯松心中(かてんきょうこつ からまつしんじゅう)』

浮竹曰く、人目に付く場所での使用は好ましくないことがスターク戦で語られている。

長らく披露することがなく、ファンも待望していたが、2015年10月19日発売のジャンプにて遂に披露。


刀自体の形状は変化なし。しかし、京楽の足元に無数の松の木のような模様が出てくる。

浮竹が拒絶していた理由は、花天狂骨の霊圧領域に入った者は、全員この能力にかかってしまうからである。また、遠く離れた者でも、寒気がし、薄暗く感じる程の強大な卍解。

また、卍解使用時、花天狂骨が実体化するが、敵には見えない。

能力は全部で4段階あり、まるで演劇のように展開していく。


まず自分(京楽)を女性に見立て、相手を男性と見立てる。

能力のあらすじは、男と女は愛しあっていたが、男(相手)は女(京楽)に傷を負わせてしまい(本当に傷をつけたわけではない)、その念から、男も病気にかかってしまう。

その末に、二人は入水心中を選ぶが、男が怖じ気づいたため、女はその男の喉を切ってしまう。


これが現実にも反映される。詳細は以下の通り。


一段目・躊躇疵分合(ためらい きず の わかちあい)

相手が京楽に負わせた傷を、その相手にも負わせる。その傷では、絶対に死ねない。


二段目・慚傀の褥(ざんき の しとね)

相手に黒い斑点のような模様が身体中に現れ、ダメージを負わせる。まるで、病を患ったかのように。


三段目・断魚淵(だんぎょ の ふち)

相手と自分の霊圧がなくなるまで、水中に浸り続ける。水面には戻れず、ただ、沈みゆく。

強制的に沈む(水面のほうがもっと速く逃げていく)ため、広範囲技でありがちな「範囲外まで逃げる、使用者から逃げる」が通じない。


〆の段・糸切鋏血染喉(いときり ばさみ ちぞめ の のどぶえ)

京楽の指から、霊圧の塊である糸のようなものが、相手の喉を切り裂く。逃れる術はない。


呪いに近い性質なのか、あらゆる攻撃を貫通して無効化する完聖体のリジェ・バロに通じた。


花天狂骨枯松心中「幕風」


卍解「花天狂骨枯松心中」


(空が暗くなり、気温が下がる(寒気))


今の君に世界はどうみえてる?


暗くて、淋しくて、絶望的に見えてるかい?



一段目 躊躇疵分合(ためらいきずのわかちあい)相手の体についた疵は分け合う様に自分の体にも浮かび上がる。

そして残念な事にその疵では決して死ぬ事はできない」


花天狂骨枯松心中 幕の合間の語りはこれまで、幕の最中(さなか)は黙(だんまり)で」


(身体中に黒い斑点が無数に浮かびあがる。鼻血や血涙などがでる。)


「さて二段目 慚傀の褥(ざんきのしとね)相手に疵を負わせた事を悔いた男は慚傀の念から床に伏し癒えぬ病に罹ってしまう」


(周りが水に包まれる)


「あれよあれよと三段目 断魚淵(だんぎょのふち)覚悟を決めたものたちは、互いの霊圧の尽きるまで湧き出る水に身を投げる。」


(敵は水中から抜け出そうと羽搏くが、幾ら羽搏いても水面が遠退いていく)


「当たり前じゃないの ボクら身投げしたんだよ 幾ら羽搏いたって後の祭りさ だけどまあ気持ちは解らんでもないよ


冷えた水面に身を投げりゃ、覚悟の凍てつく事もある だけどそいつはあんたの我が儘 浅ましいにも程がある

誓った男の浅ましさ 捨てて逝かぬは女の情」



2刀を封印時の刀に戻し、鞘に収める。


「女の情は如何にも無惨 あたける男に貸す耳も無し いとし喉元光るのは 未練に濡れる糸白し せめてこの手で斬って捨てよう

無様に絡む 未練の糸を 此にて大詰〆の段 糸切鋏血染喉(いときりばさみちぞめののどぶえ)


京楽の指先から伸び、そしてリジェの体にまとわりつく糸のようなものを剣を振るように手を横に振った


ネタバレ












狂骨(小太刀)の方は初めから存在した訳ではなく、後に花天(太刀)からある理由で作られた存在である。

その理由は、伊勢七緒の一族に代々継承されている『神剣・八鏡剣』を隠すため。春水の兄の妻(義姉)であった七緒の母親によると、伊勢一族は代々女性しか生まれず、そのためよそから婿を取るのだが、伊勢家に入った男たちは皆伊勢の呪いで早世するという話があり、それを八鏡剣のせいだと思った七緒の母が、彼女だけは呪いから外れてほしいと、春水に八鏡剣を隠すよう頼んだ。ということである。よくよく考えれば開号のさいに「花天」の方しか言っていない


風紊れて花神啼き

風紊れて天魔嗤う

花天狂骨』


関連タグ

BLEACH 京楽春水 斬魄刀

斬魄刀異聞篇

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